新自由主義やグローバル資本主義は、途上国のみならず先進国でも多くの犠牲(格差、貧困、失業、食の危険、環境汚染・破壊等)の上に成り立ち、分断と孤立を広げています。日本を代表する大企業においても不正やデータ改ざんが次々に明るみになり、倫理観を失った経営が体質化をしています。派遣労働や非正規雇用の拡大による労働の劣化など不安と閉塞感が広がるなか、今こそ労働の在り方が社会の中で問われる時代を迎えています。
私たちは、ともにはたらくこと・いきること・くらすことをこの間、普遍的テーマにし、市民の大きな共感と連帯、そして参加や希望を生み出しています。法制化時代はだれもがいのちと向き合う仕事を起こしていけるようになります。ともに生きる共生社会づくりに向けて、「いのち」と「社会」に向き合う協同労働のよい仕事を深め、持続可能な地域づくりをめざしていきましょう。