【開催中止】「全国よい仕事研究交流集会2020」開催のお知らせ

「全国よい仕事研究交流集会2020」開催中止のお知らせ

開催を見送っておりました「全国よい仕事研究交流集会2020」ですが、新型コロナウィルスの感染拡大の状況を鑑み、今年度の開催を断念することになりました。
ワーカーズコープの実践を多くの方々と共有しよりよい地域づくりを目指し議論しあう大切な集会ですが、長期化する新型コロナウィルスの感染拡大の事態において違う形での開催も難しい状況です。


別の形でみなさまと交流できる機会を改めて検討しております。
何卒ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

2020年3月18日
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会

■開催主旨■
 現代社会はいま、人類の存続が危ぶまれるほどの自然環境の破壊と、社会の分断・人々の孤立が進行する歴史的大分岐の時代を迎えています。持続可能な地域をつくるために、人と自然との結びつきや、人と人との関係の豊かな社会はどうしたら可能か、社会をつくるよい仕事とは何か。これらの問いに応える協同労働の実践が求められています。
 職場を何でも話し合える「みんなのおうち」に高め、地域の力で「みんなのおうち」づくりにどう乗り出していくのか。協同労働・よい仕事と経営改革を一体的な取り組みとしてどう進めていくのか。市民主体の真の公共とは何かを深め、自治体・地域に協同労働をどう発信していくのか。
 本集会では上記テーマを基に、研究者や専門家と共に、初日は全体で学び合い、2日目は60を超える実践報告を分散会で深め合います。
 労働者協同組合法が制定される時代に、組合員一人ひとりが、また新たに協同労働に関心を持つ人々が、協同労働・よい仕事とは何かについて、お互いに研究し、交流し合える場へ。そして、協同労働とよい仕事を結び、その価値を意味づけ、地域・社会に発信する力を高め合う場にしていきます。

 

■「全国よい仕事研究交流集会」について
全国のワーカーズコープの事業所・現場の協同労働による「よい仕事」「仕事おこし」の実践を、研究者や専門家とともに研究・交流し合い、地域に必要とされる事業や活動を市民の手でおこし、課題解決に向かうための“地域戦略”を描くことを目的に1989年から開催しています。

 1年間の取組みを振り返り、運動・事業で得た知識や経験を全国の仲間と共有するための全国集会です。組合員だけではなく、ワーカーズコープに関心がある方はどなたでもご参加いただけます。


2020年2月29日(土) 10:30-17:30  (開場10:00)
会場:ニッショーホール    

【全体会】
●午前
【協同労働×当事者研究】 
テーマ:「『みんなのおうち』の根底にすえるもの」

ファシリテーター:向谷地宣明さん(MC Medhian代表取締役/NPO法人BASE代表理事)

●午後
【パネルディスカッション】
テーマ:「生命(イノチ)をつなぎ、地域と未来をつくる」

コメンテーター:國信綾希さん(厚生労働省 社会・援護局地域福祉課)

【研究報告】
明治大学大高ゼミ 「よい仕事研究報告」

【座談会】
テーマ:「わたしと協同労働」


2020年3月1日(日) 10:00-16:30(開場9:30)
会場:TKP品川カンファレンスセンター ※1日目と会場が変わりますので、ご注意ください。

【分散会】
24の分散会を準備しています。
全国のワーカーズコープから60以上現場の仲間が集まり、「よい仕事」の実践を共有します。
1つの分散会で3,4つの事例を共有し、課題や悩みも出し合いながら参加者のみなさんと「よい仕事」について話しあい、価値や意義を深めあいます。


ご参加について

●参加費 
資料代 一般:1,000円 (学生・障がいのある方500円) 
※両日、1日だけ参加の場合も同じ金額です。当日、受付にてお支払いください。

●全国よい仕事研究交流集会2020チラシ
 ダウンロードはこちらから ※会場までの地図など、掲載しています。

●お問い合わせ
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
TEL:03-6907-8040 Email:rngukism@roukyou.gr.jp