ワーカーズコープのことが詳しくわかる:岩波ブックレットより 『<必要>から始める仕事おこし ―「協同労働」の可能性―』

雇われて、言われた仕事をさばくのではなく、一人ひとりが主体的に働き、豊かな地域社会をつくり出す、「協同労働」という働き方が今、身近なものになろうとしています。

日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会(以下、ワーカーズコープ連合会)は、2022年10月1日の労働者協同組合法(以下、労協法)施行を目前に控え、岩波ブックレットより、『〈必要〉から始める仕事おこし 「協同労働」の可能性』を2月4日に刊行しました。労協法の施行により、雇われて、言われた仕事をさばくのではなく、働く一人ひとりが主体者となり、お互いの意見を尊重し合いながら、地域社会が必要としている仕事をおこす、「協同労働」という働き方が身近なものになります。

元々は戦後の中高年失業者問題への取り組みから始まったワーカーズコープ連合会。それがどのように「協同労働」という新しい働き方を生み出すことに至ったのか?その経緯を紐解きながら、その実践の中から生まれた労協法の意義と必然性を詳述します。協同労働の具体的な実践事例も満載です。現在のコロナ禍による失業問題や、エッセンシャルワークの重要性が再認識される今の世の中に一石を投じ、改めて自分らしくはたらくこと・生きることの意味を問う一冊です。

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【書誌情報】
書名:<必要>から始める仕事おこし ―「協同労働」の可能性―
著書:日本労働者協同組合連合会 編
体裁:A5判・並製・88頁
定価:682円
ISBN-13:9784002710594
発行日:2022年2月4日

【目次】
はじめに
第1章 「協同労働」はどのように生み出されたのか
第2章 「労働者協同組合法」がもたらすもの
第3章 「協同労働」の現場を見るー豊かな実践から
第4章 日本社会を足元から変える