【終了しました】【参加無料・オンライン】協同労働よい仕事研究交流全国集会~だれもが主人公 あきらめ、おまかせの社会をこえて~

 

今年も、日本最大級の協同労働のつどい「協同労働よい仕事研究交流全国集会」を3/4(土)3/5(日)の二日間開催いたします。

2022年10月、労働者協同組合法が施行されました。
私たち市民自身が「協同労働」という働きかたで、よりよい地域と社会を創っていける時代がやってきました。
本集会では、協同労働を実践する全国の仲間たちが一堂に会し、話し合い、「はたらくこと」や「よい仕事」について深め合います。

「関心はあるけど、まだよくわからない」方向けの特別分散会も開催します。
ぜひご参加ください!

 

プログラム

 
1日目 全体会 12:30~17:00
 



11:00特別企画 映画上映「医師中村哲の仕事・働くということ」
12:30開会あいさつ
13:10【パネルディスカッション】
協同労働・よい仕事で培ったケアと自治の力を地域づくりへ
パネリスト 協同労働を実践している事業所のみなさん

コメンテーター 宮崎隆志さん(北海道大学大学院教授)
北海道大学大学院教育学研究科教授/ 協同総合研究所理事。社会的に排除された人々の自立や回復に向けた学びの論理、およびそこにおいても求められる援助のありかたを探求。地域社会教育学(Community Education)としての学習・教育論を構築することが研究テーマ。

15:45【講演】
世界の対立構造をほどき、社会を編み直す仕事と働きを考える

西谷修さん(哲学者、東京外国語大学名誉教授)
明治学院大学、東京外国語大学、立教大学の教授を歴任。現在、神戸市立外国語大学客員教授。20 世紀フランス思想 ( バタイユ、ブランショ、レヴィナス等 ) の研究をベースに、世界戦争以後の人間の生存条件の変容 ( 死の不可能性 )、さらにグローバル化によって引き起こされた世界の諸問題について幅広く論じる。
著書に、『不死のワンダーランド』( 青土社 )『戦争論』( 岩波書店 )『アメリカ、異形の制度空間』( 講談社メチエ )『夜の鼓動にふれる――戦争論講義』( ちくま学芸文庫『 )私たちはどんな世界に生きているか』(講談社現代新書 ) などがある。協同労働運動に深く共感し、2016 年以来、日本社会連帯機構の理事を務める。

【対談】
西谷修さん x 古村伸宏(ワーカーズコープ連合会 理事長)

16:45閉会挨拶
 
2日目 40の分散会 10:00~15:00
 

全国の協同労働の実践をもとに、少人数に分かれて「よい仕事」を深め、研究・交流をします。実践報告を学び合う分散会のほかに、「協同労働・労働者協同組合設立に関心がある方の分科会」や「労働者協同組合 と協同労働のよい仕事の歴史を学ぶ分科会」の2つの特別分科会も用意しています。