国際連携活動

1992年の国際協同組合同盟(ICA:世界96か国のあらゆる分野の協同組合の全国組織270団体が加盟する国際祖域)への加盟を契機に国際連帯の活動が広がり、ICAや産業労働者・熟練工業者・サービス生産協同組合国際機構(CICOPA)など各種総会への代表派遣や、2014年に包括的協同協定を締結した韓国地域自活センター協会や韓国労協連など海外からの視察を受け入れ、日本のワーカーズコープの情報発信、災害時における支援などの国際交流を進めています。

2016年11月には、国連本部で開催された有識者会議「誰ひとり取り残されないようにすることー持続可能な開発のための国連2030アジェンダの実施におけるパートナーとしての協同組合セクター」に招聘され、日本の協同労働運動の取り組みを紹介し、意見表明する機会を得ることができました。

私たちは、地域と生活を焦点に活動してきた我が国の協同労働運動が、持続可能な地域づくりにとっても有益であることを国際的にも評価されたものと受けとめています。

 


国際協同組合同盟(ICA)

1992年にICAに加盟し、総会への代表団の派遣や国際会議への参加を通して、情報共有・情報発信をしています。

ICAホームページ(英語)

 

ICAアジア・パシフィック(ICA-AP)

ICAの地域支部であるICA-AP(ICAアジア・パシフィック)とは、国際会議やカンファレンスを通して、アジア・パシフィック地域での協同組合運動や労働者協同組合運動を共有し、アジア圏の貧困や格差、失業といった多くの社会的課題の解決に向けたパートナーシップを築いています。

ICA-APホームページ(英語)

 

産業労働者・熟練工業者・サービス生産者協同組合国際機構(CICOPA)

労働者協同組合のグローバル組織であるCICOPAには、1985年頃に加盟し、特にイタリアやスペインの労働者協同組合から多くを学んできました。
イタリアで毎年開催されている「社会的協同組合スクール」や国際カンファレンス、調査・研究活動に参加し情報共有・発信を行っています。

CICOPAホームページ(英語)

 

韓国地域自活センター協会

2014年に開催した「全国協同集会in福岡」で韓国地域自活センター協会と“包括的協同協定”を締結しました。
総会やイベントへの参加や視察研修の受け入れ等を通して「協同労働」「よい仕事の実践」を伝え、日韓の地域課題解決に向けたパートナーシップを深めています。

韓国地域自活センター協会ホームページ(韓国語)