学習・研修活動

いま、『協同』が創る全国集会


1987年より取り組んできた全国協同集会は、過去17回にわたり、2年に1度全国各地で開催してきました。
「協同を問う」集会から始まった同集会は、市民や働く者、研究者などさまざまな人びとが垣根を越えて取り組みを語り合い、つながりを築く中で2000年に「協同を拓く」集会へと発展。2012年に盛岡、埼玉の2か所で開催した集会では、「協同が創る」集会へと位置付け直し、2014年は11月に福岡で「いま、『協同』が創る2014全国集会 in 九州・沖縄」を2日間に渡り開催しました。集会は全国の協同組合や労働者福祉団体、非営利組織、市民、メディア関係者、自治体職員、研究者、韓国からの訪問団など延べ3000人が参加、最大規模の集会となりました。

集会30周年の2017年は、各地で地域版の協同集会を積み重ね、滋賀県で全国集会を開催。2019年は、11月29/30日で神奈川で「であうつながるいのち~ちがいがおりなす豊かな未来~」をテーマに、かながわ協同組合のつどいと連携し、神奈川県協同組合連携協議会の多様な協同組合の方々などと準備・開催しました。

 

全国よい仕事研究交流集会

全国のワーカーズコープの事業所・現場の協同労働による「よい仕事」「仕事おこし」の実践を、研究者や専門家とともに研究・交流し合い、地域に必要とされる事業や活動を市民の手でおこし、課題解決に向かうための“地域戦略”を描くことを目的に1989年から開催しています。

2021年2月には、コロナ禍での開催となり、初めてオンラインで実施。法成立を受け「協同労働よい仕事研究交流全国集会」と改め、「協同労働・よい仕事を地域へ、いのち輝く、希望ある社会に」をテーマに530以上のアクセス、30の分散会で60本の全大会、実践レポートを深めました。