2009-09-25
千葉県白井市公民センター

夏休み期間の自主事業は12回。 「男の子のためのこどもクッキング」では、お好み焼きづくりに挑戦。卵を割るのは初めてという子がいれば、「オレ、小口切り、この前公民センターでやったもん」と得意げに話す子も。 「こども染物教室」は、趣旨に賛同した地域住民が協力。タマネギの皮を使い、淡い茶色に染め上がっていく作品をみて、子どもたちは驚きと満面の笑顔。
こうした取り組みが定着するなかで、親子でお弁当をもち、1日を公民センターで過ごす様子も見られるようになった。 周辺の工場で働く人たちの来館も増えてきた。引っ越してきた人たちも顔を出し、古くから住んでいる方との交流の場にもなっている。
職員は、「こんにちは」と声をかけ、よく利用する人には、「おかえりなさい」と挨拶。
松田敏幸所長は「最近僕は、協同労働とは“つながり”だと思うようになってきた。人と人とのつながりが希薄な世の中と言われますが、この公民センターで、つながる機会を生み出せていければ。そして、この地域に住んでいて良かった、と思ってくれる人が増えてくれればと心から望んでいます」と話している。
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(労協新聞9月25日号に詳報掲載)