お知らせ

【日本労協連】労働者協同組合法案の衆議院提出をうけて

写真提供:篠原事務所

 

 本日、労働者協同組合法案が全党・全会派の賛同(提出者15名、賛成者53名)を以て衆議院に提出・受理されました。
法案の取りまとめ並びに提出にご尽力いただいた全ての関係者の皆様に、深く御礼申し上げます。

 今回提出された法案は、私たちが望む内容が網羅され、これに強く賛同するとともに、一刻も早い制定を強く望みます。

 私たちは、1986年から労働者協同組合を志向し実践してきました。様々な試行錯誤を繰り返し、協同の力で仕事と職場を地域の中でつくり出し、15,000人を超える仲間が働き、約330億円の仕事を担う実態をつくり上げてきました。その歩みの中で、「人間らしく働く」ことを土台に、「協同の関係」が必要不可欠であることを強く認識し、その成果を社会全体で共有するために、約20年間にわたり法制化運動に取り組んで参りました

 「働く」ことは報酬を得るにとどまらず、他者とともにお互いを活かし合い、チームワークによって仕事をなし、心地よさを手にする営みでもあります。職場がコミュニティとなり、学び合い育ち合いながら働くことで、社会に必要とされ意味ある仕事を生み出し広げる、文化的な基盤となります。こうした職場から発した「仕事」は、単に売り買いの対象ではなく、関わる全ての人々の「協同の関係」によって、よりよく意味あるものになります。

 社会は今、新型コロナウィルスの感染拡大を契機とした、様々な不安と危機が覆っています。その中で、人々が分断され対立しあうのではなく、「協同の関係」の再構築によって生存の基盤を取り戻し、持続可能で活力ある地域を実現していく上で、労働者協同組合法は重要な意味を持つと確信しています。

 働くことを人間的で創造的な営みに高め、全ての人々が働くことを通して豊かさと幸福感が得られ、社会全体が持続可能に発展することを念じ、その一助となる労働者協同組合法が、国会での実りある議論を通して一刻も早く制定されることを強く切望します。

 

日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
理事長 古村伸宏

 


日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会「労働者協同組合法案の衆議院提出をうけて」(PDF)

【労働者協同組合法案】提出者・賛同者名簿(PDF)

労働者協同組合法案(PDF)

労働者協同組合法案概要(PDF)

労働者協同組合法案について(PDF)

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