わたしたちは、様々な事業活動・社会連帯活動を通して、地域のみんなで意見を出し合い、話し合いをして、みんなの「協同の力」によって、誰もが自分らしく幸せに暮らせる社会を創ることを目指しています。
私たちが描く「あるべき未来の地域社会」を紹介します。
誰ひとり取り残されない社会
地域に住民主体の多様な“支えあいの輪”をつくり、困難を抱える人をただ助けるのではなく、誰もが地域にかけがえのない存在として、お互いの得意を出し合い、足りない部分を補い合いながら、お互いの多様性と価値を認め合って、一緒に地域を創っていくことを目指します。
そのために、「決して一人じゃない」「そこに行けば何とかなる」「困ったときに、相談できる」と感じられるような“居場所”
「今、ここに、共に、生きる」ための共同体を、地域の力を合わせて多様に創り出すことが必要だと考えています。
人と自然が共生する豊かな社会連帯経済
今のグローバル経済のしくみの下では、人が生きていくためにあるはずの労働・人びとが暮らしていくための経済・いのちの根幹である自然環境が、すべて商品化され、本来の機能を失っているように思います。
わたしたちは地域の人たちと協同して、わたしたちの命の基盤である食・エネルギー・ケアを自給し、それを循環させることで、誰もが地域における役割を実感できるような、地域の必要を身近に支えあう本来の経済を取り戻すことを目指しています。
地域の人たちが自分たちで地域を運営する社会
地域をどうしていきたいか、どうありたいか、という「未来の地域像」を地域のみんなで分かち合う。そして、そのためにはどうするかを“自分たち”で決めて、力を出し合い、わたしたちが地域を創ってゆく。
そんな自治ある社会を目指しています。
わたしたちは、地域のあらゆるモノ・コトの交差点となり、地域の人たち自らが「協同労働」を通じて地域づくりを運営するための拠点「協同総合福祉拠点(みんなのおうち)」を全国各地に広める取り組みをしています。
自分たちで自分たちの暮らし方を決められる、そしてそれを実感できる社会を目指します。