What is a workers' coop?
ワーカーズコープとは

労働者協同組合とはなにか?

労働者協同組合は、市民や働く者が自ら出資して事業・経営を主体的に担い、地域に必要とされる仕事を協同でおこす協同労働の協同組合です。
国際的にはワーカーズコープと称され、150年以上の歴史を有し、1,115万人が事業活動に参加しています。世界各国で、工業・手工業、サービス業、建設、社会サービス、文化教育などの多岐に渡る事業を展開しています。わが国では、日本労働者協同組合連合会、ワーカーズ・コレクティブネットワークジャパンが子育てや介護などの地域福祉、就労支援などを中心に40年以上にわたって事業活動を行っています。
この取り組みを法的根拠として制定された労働者協同組合法では「組合員が出資し、それぞれの意見を反映して組合の事業が行われ、及び組合員自らが事業に従事することを基本原理とする組織」と労働者協同組合を位置付けています。

労働者協同組合法とは
2022年10月1日に施行された労働者協同組合法は、超党派の議員立法として国会議員や協同組合、労働者福祉団体の関係者の皆さん、また950を超える地方議会での制定を求める意見書決議など、多数のご支援をいただく中で制定に至りました。
労協法が存在しなかった時代の40年余にわたる協同労働・よい仕事の試行錯誤と格闘が、法律が存在する社会に労働者協同組合がどういう役割を果たすのか、法の第一条(目的)に明瞭に位置づけられることになりました。
労働者協同組合法 第一条(目的)
この法律は、各人が生活との調和を保ちつつその意欲及び能力に応じて就労する機会が必ずしも十分に確保されていない現状等を踏まえ、組合員が出資し、それぞれの意見を反映して組合の事業が行われ、及び組合員自らが事業に従事することを基本原理とする組織に関し、設立、管理その他必要な事項を定めること等により、多様な就労の機会を創出することを促進するとともに、当該組織を通じて地域における多様な需要に応じた事業が行われることを促進し、もって持続可能で活力ある地域社会の実現に資することを目的とする。

労働者協同組合をつくりませんか?
自分らしく働きたい、仲間と協力し支え合って働きたい、利用者を中心に働く人たちの想いを反映させた仕事をしたい、地域の課題を解決し人から感謝される仕事を担いたい、持続可能な活力ある地域づくりに挑戦したい、さまざまな人たちが自分たちでお金を出し合い、話し合いを大切に経営を担い、自ら働く「協同労働」に共感し、労働者協同組合を立ち上げています。
山を切り開いた野営キャンプ場の運営、農業や林業を福祉と結んだ6次産業化、映像やデザインやITの仕事おこし、子どもの居場所やフリースクールの事業化、利用者本位の高齢者介護や障がい者支援、自治会業務の事業化など、多様な業種での仕事おこしが広がっています。
全国のワーカーズコープの仲間がこれまでの経験を生かし、立上げをサポートします。お気軽にまずはご連絡を。


労働者協同組合を設立するまでの流れ
知る
労働者協同組合という働き方や仕組みを知ります(出資・運営・従事の3原則)。
仲間を集める
思いや課題を共有できる人と出会い、協同の関係をつくります。 ※発起人は3人以上必要。
事業を考える
地域や社会のニーズを踏まえ、実現可能な事業の形を描き、定款の骨組みを作ります。
設立の準備をする
創立総会を開催し、出資や役割分担など、組合としての基盤を最終確認します。
法人を設立する
必要な手続き(法務局での登記など)を行い、労働者協同組合として法人化します。
事業を開始する
話し合いを重ねながら、組合員全員で協同して事業運営を進めます。
