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事故から8年9カ月、福島第一原発を見に行く(下)

本紙 本田真智子
事故から8年9カ月、福島第一原発を見に行く(下)
原子炉より高い 壁にある津波の跡  昨年12月10、11日、東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)主催の「JCNツアー2019『答えは、東北にある!』」の一つ、福島でのツアーに参加し、福島第一原発(フクイチ)の廃炉作業現場を見に行った。2018年にやっとガレキの撤去が始まったという第1原子炉建屋などの様子に、「原発は未来を搾取する」という思いを強くした。(本紙 本田真智子) 未来に押し付けていいのか 爆発しないと線量高い  フクイチの構内を、見学者用のバスで移動し、4つの原子炉建屋が見渡せる場所へ。バスから降りることは叶わなかった。

 1号機の建屋の屋上部分には、鉄骨が見える。その前の排気筒は、倒壊の危険があるので少しずつ輪切りで解体されている。

 2号機は水素爆発をしなかったので、原子炉建屋がそのまま残っているが、内部に放射性物質がついていて、他より放射線量が高くなっているとか。

 3号機は、カマボコ型の燃料取り出し用カバーが設置されているので、作業が一番進んでいる感...
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