第44回板橋ふれあい祭(東京) 労協センター事業団東京北部 小川本部長 11年ぶりの「実行委員長」に

本紙 福本

 第44回「板橋ふれあい祭」が6月14日、東京の板橋区立平和公園で開催され、労協ワーカーズコープ・センター事業団東京北部事業本部の本部長、小川勇気さんが「実行委員長」を担いました。11年ぶりの役割を終えた後、「みんなの協力で、無事、終えることができた」と、胸を撫でおろしました。(本紙 福本)

昔の縁から「ぜひに」と

久しぶりにこの場であいさつする小川さん


 小川さんは昨年9月、埼玉事業本部の事務局長から東京北部の本部長として異動。埼玉に異動する前は、東京北部の“板橋エリアマネージャー”で、当時も祭の実行委員長を務めたため、今回は二度目。昔の縁から「ぜひに」と推薦を受けました。

 開会宣言を行った小川さんは、1982年の第1回から「誰もがともに豊かに暮らせるまちづくり」をテーマに掲げ、38回目以降はSDGsの理念に共鳴し、「誰も置き去りにしない世界を」を追加。今回からは、近年多発している水害や、予想される首都直下型地震などを視野に、『みんなで助かる、みんなが助かるまちづくり』をサブテーマに掲げたと説明し、「さまざまな出会い、触れ合いがあると思うが、それらが一つにつながるような一日してほしい」と呼びかけました。

「サブレ」完売、1時間ちょっとで 

ブースに訪れた坂本区長と“グータッチ”する宮田さん。それを後ろで見守る吉澤さん


 会場には50近いブースが設けられ、北部の事業所として出店したなでしこ小規模保育園は、「管理栄養士が作った米粉サブレ」と看板を掲げ、施設長の吉澤真吾さんと、管理栄養士の宮田幸子さんが、卵や小麦粉アレルギーの子どもも安心して食べられるお菓子(一袋4個入り150円)を販売。大人気で、一時間ちょっとで全40袋を完売しました。
エイトバードカンパニー労協のブースには、子ども食堂で知り合った子どもも手伝いに。薄い黄緑色のスクラブ姿は、谷本桂一郎常務理事(右)と月岡祐輔専務理事。


 パル赤羽(地域密着型デイサービス)で働く日本輸送サービス労働組合連合会ポールdeウォークサークル共同代表の吉川英一さんは、同サークルの仲間を率いてPdeWの体験ブースを設置。興味深そうに集まって来た十数人の若者らにやり方を教え、公園の縁道を一緒に歩きました。

パル赤羽の吉川さんは、集まった若者に「こうやるんだよ」と手ほどき

 区内でリハビリ特化型デイサービス「ネスト」を運営するエイトバードカンパニー労働者協同組合も出店。利用者手作りの小物入れなどを販売しました。

 会場中央のゴミ捨てポイントを兼ねた「エコステーション」では、昨年まで板橋エリアで働いていた池田優さん(現在、児童館や保育所を運営する東京三多摩山梨事業本部U友地域福祉事業所)が、天ぷら油など廃食油でつくるBDF(バイオディーゼル燃料)について説明。

板橋の事業所を離れた池田さん(左)は、「ワーカーズがこの祭に参加した時から関わっていて思い入れがある」とこの日も参加

 当日は、坂本健(たけし)区長、板橋区社会福祉協議会の相田義正会長、同民生・児童委員協議会の髙野淳美会長が来賓あいさつ。坂本区長は、「障害のある方々が社会・地域で平等に、そして社会参加できるようにとの願いを込めて始まったお祭りの趣旨を、長く守り続けてくれていることに感謝したい」と述べ、盛会を祝う場面もありました。

 この日、会場で使った資材は、病院の検体などを回収する病体生理事業所(同区)のトラックで例年通り運搬。今年は、小川さん自ら運転しました。