朝倉先生講演 子育ちフォーラム㏌関西・滋賀に百人 子どもの生きる力信じ 悩み考え学び話し合う
労協ワーカーズコープ・センター事業団の関西・滋賀子育ちケアPJは、「子育ちフォーラム㏌関西・滋賀」を5月22日に、オンラインで開催し、約百人が参加しました。(滋賀事業本部副エリアマネージャー上山久美子)
子育ちフォーラムは子育ち現場で働く仲間の学びと交流の場として毎年開いています。
実行委員会では、子どもたちを取り巻く状況の厳しさを話し合う中、子どもたちの心の声に寄り添い、「ありのままの自分」でいられる居場所を地域でどうつくっていけるのかを考えられるフォーラムをと決め、労協新聞に「なぜ日本の子ども・若者は生きづらいのか」を連載している雫穿(てきせん)大学の朝倉景樹先生に基調講演をお願いしました。

朝倉先生は「孤独」「自己否定」「被害者意識」がある子どもたちに、自分とは何者かをその人に合った形で知る機会やサポートが必要。自分なりの関心を見つけ、それを安心して失敗できるところで試せる、そんな場所がいろいろあるといいな、と話されました。
しかし、今の多くの子ども・若者は安心できる居場所を見つけているのだろうかと、考えさせられました。
また、「ことばかけ」の難しさを話され、一人ひとりの子に向き合い、感じ取って話すことの大切さを肝に命じなければと思いました。
関西事業本部事務局次長の田中琢磨さんは「児童育成支援拠点事業:ひなたのいえ」の取り組みを報告。
6つの分散会では、子育ち現場の仲間たちが同じように考え、悩み、日々の仕事に向き合っていることが分かり、少し安心したという声もありました。子ども・若者に安心できる居場所が必要なように、私たちにもこのように思いや悩みを話し合える仲間やつながりが大切だという意見もありました。
悩み・考え・学び・話し合う、そんなフォーラムを今後も続けていきたいと考えています。フォーラムのまとめで、田中紀代子本部長が「子どもの生きる力を信じよう」と話されましたが、そこに、明日への希望を感じたフォーラムでした。