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「孤独」の時代(下)

連載No. 97 号
TDU・雫穿大学代表 朝倉景樹
「孤独」の時代(下)
 教育社会学者で「TDU・雫穿(てきせん)大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの社会や労働のあり方に言及します。 4割が「孤独感ある」と回答  日本では孤独がイギリスほどには社会的課題として認識されていないようだが、政府は2021年度(令和3年度)から「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査」を行っている。  今年発表された25年度の調査では、全国の16歳以上の個人を対象に行われ、その結果、回答者約1・2万人のうち全体の約4割強(44・7%、間接質問)が「孤独感がある」と答えている。   しばしば、あるいは常に孤独感を感じている割合は、20代(5・5%)や30代(6・1%)において、70代(2・5%)の2倍以上に達している。  この調査ではコミュニケーションの頻度も調べている。  同居家族以外の家族や友人と会う頻度では、43・1%が月に1回程度以下と回答。さらに、まったく会うことはないと回答した数値は9・7%だった。  加えて、単身者の孤独感を尋ねる質問には、54・7%があると答えている。  イギリ...
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