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大阪市立大学准教授・斎藤幸平さんの講演 未来への大分岐 危機の時代に、自治と連帯を育て、地域と未来をつくる

 日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会が1月15、16日に開いた「全国事業推進会議」(既報)での斎藤幸平大阪市立大学大学院准教授の講演(大要)を紹介します。斎藤さんと労協連永戸祐三名誉理事との対談は続報します。 はじめに―未来への大分岐  私たちは今、「これからの10年間にどういう選択をしていくかで、人類の未来が決まる」といっても大げさではないような、大分岐点にいます。

 今ならまだぎりぎりブレーキがかけられるかもしれない。何もしないで、「分断や格差が広がっても、地球温暖化が進んでもいい」と考えるような社会をつくり出してしまうのか、それとも、一人ひとりがアクションを起こすことで、もっと平等や自由というものに重きを置いた、この危機を乗り越えるような連帯と未来をつくり出すことができるのかが問われている。

 私はドイツに6年くらいいて、マルクス主義の研究をしたが、気候変動に代表される自然破壊の問題をマルクスの資本主義批判にさかのぼってとらえなおし、私たちが今どういう危機の中にいるのかを見ていきたい。
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