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センター事業団 田中羊子理事長 ―労働者協同組合法成立― 仲間への手紙 協同労働を地域に届け、社会をつくる希望の力に

働くことは人生の実現
 何度〝法制化前夜〟と仲間に呼びかけただろう。今度こそと自らを鼓舞しただろう。この数カ月は、〝今回は必ず成る〟と信じて社会に発信しながら、仲間たちと祈るような気持ちで日々を過ごし、市民発の法律が本当に成立の時を迎えた。

 亡くなられた大内力先生、笹森清さん、先頭に立ってくださった桝屋敬悟先生をはじめ、労働者協同組合法が新しい社会をつくる希望の力を生み出すことに期待をし、我が事としてご尽力くださった全てのみなさんの力の、どの一つが欠けてもなし得なかった奇跡なのだと思う。本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。

 法制化市民会議初代会長の大内先生は、「労働することは生きるため、社会の発展のためと同時に、それぞれの人の人生の実現、人格の完成であるという社会体制をどうつくっていくかが21世紀の歴史的課題」と語られた。そこへの働く者・市民の本格的な挑戦の時代が今、幕を開けた。

 また、現場の仲間たちの利用者や地域を思うよい仕事と、協同労働の実感を生き生きと語る姿が、法制定に関...
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