ささえあい新潟 精神特化型の訪問看護「teamつなぎ」開所
3人の看護師が仲間に
ささえあいコミュニティ生活協同組合新潟(新潟高齢協)は、21番目の事業所である精神特化型・訪問看護ステーション「teamつなぎ」を4月1日に開始。同日には、関係者による開所式も行いました。(ささえあい生協新潟 行田章子)

思いを後押し
「teamつなぎ」は、精神疾患や心のケアを必要とされる方の自宅へ、看護師が訪問し病状による不安や悩みを聞き、日常生活を送るためのアドバイスや支援を行います。
スタッフは、所長の山田倫子さん、今村圭子さん、坂井直子さんの3人で、心療内科や精神科のあるささえ愛よろずクリニックや訪問看護事業所などで豊富な経験を持つ看護師です。
3人は、「精神疾患や依存症・医療観察処分を受けた方の訪問看護は難しいため、対応する機関が限られている。しっかりした知識や技術があれば、訪問看護を引き受けられる」との思いを持っていました。
また、ささえあい生協新潟の事業所として立ち上げたのは、「協同の理念が、自分たちの目指す方向性と合致している。支援する側・される側という関係ではなく、人として同じ目線で一緒に考えながら歩いていきたい、そして本人が持つ力や強みを引き出すお手伝いをしたい、という私たちの思いを後押ししてもらえた」と感じたからです。
支援きっかけに
開所式では、所長の山田倫子さんが、「私たちが訪問する方は外に出かけることができず、私たちの訪問が唯一の人と会う機会という方がほとんど。人と交流したい、人に慣れたら外に出ていきたいので、その力が付くまで訪問に来てほしいと願う人たちだ。支援をきっかけに変わろうと頑張る姿をみて、私たちも力になろうと思える」と話しました。

事業所名の「teamつなぎ」は、「いったん途切れたつながりをもう一度つなぎたい。人と人、モノやコト、自分自身の中にある希望や強みとをつなぐ。そうすることで一人ひとりの元気をお手伝いしたい」という思いを込めています。
ささえあい生協にとって初の医療分野の事業となり、理事長の高見優さんは「地域で必要とされる事業をまた一つ立ち上げられた。新たな仲間と共に地域共生社会に向かっていきたい」と力強く話すなど、大きな期待を寄せています。