この記事は会員限定です
ログイン
本の紹介 この暗黒社会に光を! 新型コロナ災害緊急アクション活動日誌2021.4〜2021.9
本紙 本田真智子
「私たちはぎりぎりの場面で止める。でも、これではもうすぐには止めきれない! これ以上、福祉が人を殺すな!」の怒気を含む言葉もあれば、「もう1人じゃないよ」「遠慮しないで連絡してほしい。ずっと待っている」という温もりのある言葉もある。 一般社団法人反貧困ネットワーク事務局長の瀬戸大作さんの活動日誌をまとめた「この暗黒社会に光を!」を読んでいると、真っ当な怒りと必死になって困難に喘ぐ人たちを救おうとする優しさを、瀬戸さんが持っていることがわかる。だからこそ、毎日遅くまで助けを求める人の元に車で駆け付けるだけでなく、関連の集会を開き現状を広く伝え、社会を変えようと呼びかけるのだろう。 コロナ禍が明らかにしたのは、私たちの社会が不安定就労によって成り立っている、砂の城のようなものであるということ。さらには、コロナ対策の給付金詐欺を公務員や企業が働くというモラルが崩壊していることも白日の元に晒された。 瀬戸さんはワーカーズコープと、しごと探し・しごとづくり相談交流会を重ねて、参加者らがワーカーズの現場で働いたり、新たなつながりを紡いでいることも紹介している。...
この記事は会員限定です。労協新聞をご購読いただくと続きをお読みいただけます。