厚労省宮本審議官らが視察 「こみっとプレイス」「440㎐」など

労協連事務局長 高成田 健

 厚生労働省大臣官房審議官(雇用環境、均等担当)の宮本悦子さん、大隈俊弥勤労者生活課長、水野嘉郎労働者協同組合業務室長らが9月1日、ワーカーズコープ・センター事業団の地域共生型就労拠点こみっとプレイス(東京都豊島区)、東京中央事業本部(新宿区)、株式会社創造集団440Hz(同)を視察しました。(労協連事務局長 高成田 健)

北川裕士中央事業本部事務局長(手前右)、神戸川歩こみっと所長(左)の話を聞く厚労省の皆さん。前列左から大隈課長、宮本審議官、水野業務室長。左端は高成田労協連事務局長(こみっとプレイスで)

 視察したのは、異動などで、新たに労働者協同組合を担当することになった方たちばかり。

 初めての現場視察で、どのように現場が立ち上がっていくのか、どのように経営を成り立たせ、利用者はどのように集め、意見反映はどのように行っているのか、若い人材をどのように確保しているのか、行政との関係はどのようになっているのか、労協法の意義をどのように捉えているのか、などの点を次々に質問。

 ワーカーズからは、利用者・地域とのつながりで利用が広がっていく。事業所、現場を基礎に常勤、非常勤の区別なく一緒に会議をし、利用者とも会議をし、力も発揮しあえるようにしている。組合員の成長・発達が一番。近隣の大学とつながり、学生がボランティアで来て就職する。などの事例を紹介。

 視察した方々は、こんなに多岐にわたり事業を展開しているとは思わなかった。就労者も多岐にわたり、驚いた。非営利組織で地域づくりまで展開しており、行政からの仕事の割合が多い訳が分かった。意思決定が基本的に現場単位でしっかり行われ、内容に応じてエリアや事業本部、さらには理事会などで決定していく仕組みがよく理解できた。ひきこもり不登校などの経験者が、雫穿(てきせん)大学で自ら考え学んだことの延長で自分たちらしく働く場をつくる活動をしていることがわかった、と語り、貴重な機会となりました。