センター事業団 35周年記念式典 労協法時代 人間と地域の、真の復興へ
ワーカーズコープ・センター事業団は、設立35周年記念式典を12月16日、千代田区一ツ橋・日本教育会館内喜山会館で開催。会場には組合員を始め、これまで事業・運動の発展に貢献してくれた人たちなど132人が参加。4月1日の組織変更を控え、歴史を振り返り、新たな飛躍を展望する場になりました。(本紙 炭谷)

コミュニティつくる「協同組合」として
田中羊子理事長が開会あいさつ。「センター事業団は全国観点と社会変革の大志を抱き、35年前の12月、この同じ会館で産声を上げた。以来、どうしたら一人ひとりが働くことの主人公になれるのか、暮らしや地域づくりの主体者になれるのかということに格闘してきた。今、社会の持続可能性が危ぶまれる中で、市民一人ひとりが地域をつくる主体者として立ち上がれるのかが問われている。私たちだけでは、社会は変えられないし地域はつくれないが、労協法、協同労働を地域に届け、どんなことがあっても認め合い、支え合って生かし合える、そんな地域コミュニティをつくる協同組合として、新たな役割を果たしていく」と決意を述べました。

あくなき挑戦に心奮い立たせよう
永戸祐三特別相談役が、「労協法がなかった時代から 労協法が存在する社会へ」と題して記念講演。
「私たちの原点となる、東葛病院の清掃現場が始まって40年。その5年後にセンター事業団が設立された。常に組合員が主人公であるということを徹底的に問いかけ続けてきたことが、今日のセンター事業団の発展をつくり上げた」と振り返り、「労協法が施行され、私たちの運動・事業は、より高い段階に向かう。地域の課題を自分ごとにし、その解決を率先してやることで『労協』は本当の発展を遂げることができる。労協運動とは、市民や働く者の真の自由のためには、何が必要なのかを究極的に問う運動だ。とすれば、『人間と地域の真の復興のためにたたかおう』が、今の私たちの合言葉ではないか。35周年を機に、あくなき挑戦に心奮い立たせることを誓い合おう」と鼓舞しました。
7人の組合員が綴った「私と労協」の発表があり、功労者表彰では、長年にわたり事業・運動の発展に貢献した7人に感謝状と賞品が手渡されました。

代表であいさつした岡元かつ子さんは、「協同労働に出会えたことに感謝している。労協法の施行で、社会がどのように変わっていくのかが楽しみ。これからもみなさんと共にがんばっていく」と述べました。
古村伸宏副理事長(日本労協連理事長)が、「労協法の施行で地域が私たちの現場になった。より一層、事業・運動を発展させていこう」とまとめました。
式典後のレセプションには、151人が参加。
厚生労働省勤労者生活課労働者協同組合業務室水野嘉郎室長、日本協同組合連携機構(JCA)比嘉政浩代表理事専務、コープみらい河田喜一常務理事、東京基督教大学共立基督教研究所高橋伸幸さんらがあいさつ。労協法時代をリードする、センター事業団への期待を語りました。
他にも、古くからの組合員や事業団ゆかりの人たちが次々と登壇し、場を盛り上げる一幕も。最後に「わしらの宝」を合唱し、「団結ガンバロー」で締めくくりました。


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式典当日、昨年亡くなった元センター事業団副理事長の竹森鋼さん(生活協同組合沖縄高齢者協同組合理事長)と、センター事業団顧問弁護士の五十嵐利之久さんを偲ぶ会も執り行われました。(偲ぶ会は続報)