鹿児島 きりしまサポステ×国分ほのぼの サポステ卒後も気軽に立ち寄れる居場所
転職繰り返す、つまずきひきこもる…
「みんなのおうち」で「第一歩応援」

ワーカーズコープ・センター事業団鹿児島谷山事業所は、2015年から鹿児島県内にある3カ所のサポステ(かごしま、きりしまサテライト、あまみサテライト)を運営していますが、きりしまサテライト(霧島大隅サテライト)では、1月からよろず相談活動「みんなの第一歩応援計画」を「国分地域福祉事業所ほのぼの みんなのおうち」で行います。(きりしまサポステ 吉原由香)
地域の顔見知りとして
谷山事業所が運営する3カ所のサポステでは、同事業所の病院清掃現場、姶良(あいら)事業所の物流現場、国分ほのぼのの子育てや就労継続支援B型事業などで就労体験。一般就労にも結びつけてきました。
しかし、仕事に就いても転職を繰り返す、つまずいてひきこもるなどの例もあります。サポステ卒後もちょっとした助言を受ける機会があれば、こうした状態に陥らずに済んだのではないかというケースを数多く見てきました。
そこで、サポステ卒後も、気軽に立ち寄ることができ、私たちもサポステ職員としてではなく、地域の顔見知りとしてつながり続けられるような居場所をつくろうと思い立ちました。
「若者食堂」なども考えましたが、コロナで活動が制約され、サポステの事務所は業務以外に使えないことから悶々としていましたが、同じ霧島市内にある、ほのぼのが「みんなのおうち」を1月にオープンすることになり、「そこでやろう」となりました。社会連帯機構の助成を受けます。
「あそこに行けばなんとかなる」
昨年12月24日には「Space Free霧島」でプレオープンイベント。サポステ利用者や卒業生、サポステ元職員、ほのぼの組合員、市や社会福祉協議会職員、地域包括支援センターの方など10人ほどが参加。

フリーマーケットも開き、クリスマスイブということもあり、トナカイに扮したサポステ職員や利用者らが場を盛り上げ、久しぶりに再会した人たちと近況を報告し合ったりして楽しみました。
元利用者からは「仕事が休みの日に相談ができ、気軽に参加できるのがありがたい。サポステ卒業生や利用者同士がつながる場所になれば」。関係機関の方からは「市社協が行っている居場所は平日開催なので、週末に相談できる場所ができるのはありがたい。市の『ひきこもりプラットフォーム』の窓口にもなってくれれば」など期待が高まっています。
次回は「ほのぼの みんなのおうち」で
「みんなの第一歩」は、毎月第4土曜日に開催。サポステ卒業生のフォローアップや、サポステの対象でない方、自治体の窓口に相談したくても平日に休みが取れない方、ほのぼのが行っているフードバンクの利用者などからも相談を受け、必要に応じて自治体や関係機関へつなぎ、継続的に支援していこうと話し合っています。
「あそこに行けばなんとかなる、安心、安全な居場所」。そんな思いで開いていきます。
セミナーや家族会、当事者の会なども開催予定。子どもから高齢者まで多様な世代がつながる活動になればと考えています。