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労協法時代を切り拓いたセンター事業団35年史 発展の力はどこにあったのか①
労協センター事業団理事長 田中羊子
労協センター事業団は4月から「労働者協同組合法人」となります。雇用労働万能の世界で協同労働という働き方を生み出し、事業・経営を発展させ、労協法を実現した力は何だったのか。どこまでも一人ひとりの組合員の主体性・自発性や、事業所の自発性・協同性が基本になったセンター事業団を作ろうと努力を重ねてきた35年の歩みとその教訓を、田中羊子理事長に振り返ってもらいます。(編集部)
全日本自由労働組合(全日自労)が1979年に設立した中高年雇用・福祉事業団全国協議会の直轄事業団として5年間の前史を刻み、1987年に設立した労協センター事業団は、民医連・医療生協等の病院の清掃業務や生協物流センターの庫内作業等を受託。「どうしたら働く仲間が『雇われ者』の意識をこえて、労働の主人公になれるのか」をテーマに格闘。組合員が主人公として成長していく「全組合員経営」という路線を確立していく。
第1期 どうしたら働くものが主人公になれるのか〜全組合員経営の確立へ(1987年~)〈上〉
「お金に関係ない話はするな」に悔し涙が
(1)「私が求めていた世界があった」と迷わず飛び込んだが
私は、センター事業...
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