兵庫・豊岡 「夢みる小学校」上映会と  NGT、森のようちえん「つむぐり」報告会

所長 上村俊雄

 ワーカーズコープ・センター事業団但馬(たじま)地域福祉事業所(兵庫県豊岡市)は、社会連帯企画として映画「夢みる小学校」上映会とNextGreen但馬(NGT、林業)と森のようちえん「つむぐり」活動報告会を、1月22日に豊岡市立図書館で開催しました。午前午後の2回の上映会に、つむぐり利用者家族、市議、教員など大人子ども合わせて約150人が参加。サンテレビの取材も入るなど大盛況の一日でした。(所長 上村俊雄)

市立図書館も協力

 昨年4月からNGTで取り組んできた森のようちえん「つむぐり」は、0歳から小学生までが対象。自然の中で子どもの主体性を大事にする保育をしようと、加陽(かや)水辺公園を中心に、森や湿地で週1、2回実施。竹を使った遊具作りや、雪の中でのそり遊び、川遊びなどをしています。自然保育や自然体験的な学び場づくりに、もっと多くの人に参加してもらうきっかけにしようと上映会を企画しました。

つむぐりの自然保育の様子を報告するNGTの仲間

 市立図書館の土生田(はぶた)祐子館長に協力いただき無償で部屋を借り、午前午後の2回、各回定員30人で実施することに。

 当日は、子どもたちも保護者と一緒に映画を観たり、別室で木工やお絵描き、積み木などで楽しみました。また、会場には活動写真も展示。

託児室でお絵描きを楽しむ子どもたち

感謝の声も

 映画上映後は、加陽水辺公園周辺で取り組んできたNGTの森林整備やつむぐりの自然保育活動について、スライドショーで報告。最後に、今後の活動への参加や、取り組みへの協力呼びかけなどを行い、無事終了しました。

 映画を視聴された人からは、子どもたちの主体性を大事にする取り組みに共感する声を多くいただきました。自分自身の生きづらさと重ねて、取り組みの価値や今後に期待する声、つむぐりの自然保育に参加されている家庭の人からの、日頃の感謝も含めた温かい声も。

 ワーカーズコープについて関心を寄せていただいた人や、つむぐりの親子活動に参加してみたいという声もいただきました。

 農業委員会の人からは、「農地活用などの希望があればいつでも言ってください。委員会でも、竹林整備や自然体験など、こんな素晴らしい取り組みをしている団体が豊岡にあると報告しておきます」とエールがありました。

 また、「親の家が空いてしまう。こうした学校を作るなら寄附します」と言ってくれる人も。

活動も取材したいと

 さらに、神戸新聞とサンテレビからは後日、活動も取材したいとの申し出があり、次につながる取り組みになりました。

展示された活動写真の前でテレビの取材を受けるNGTの竹平裕貴さん

 土生田館長からは「来年度は図書館の予算を活用して実施しませんか」との申し出も。

 取り組みの様子をSNSで発信したところ、一緒に働きたいという人も現れるなど、嬉しい効果もありました。

 これまでにないつながりを、たくさんつくることができました。今後も関係を途切れさせないように、日々の発信や実践の積み重ねを続けていきたいと思います。