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労協法時代を切り拓いたセンター事業団 発展の力はどこにあったのか ⑤

労協センター事業団理事長 田中羊子
労協法時代を切り拓いたセンター事業団 発展の力はどこにあったのか ⑤
 第2期 委託事業から生活と地域の必要に応える運動・事業への挑戦〜新しい福祉社会の創造―高齢者協同組合と地域福祉事業所の設立運動〜(1995年〜)〈下〉 市民が地域福祉を高める拠点、地域福祉事業所 (12)介護保険制度を市民の側からどう評価するのか  私たちは、2000年に創設される介護保険制度について、市民の側からどう評価するのかを明確にした。  当初、厚労省は、社会全体で介護を支え、市民の権利として誰でもいつでも必要な介護が受けられ、高齢者の尊厳を保持し、自立を支援するという理念を掲げたが、市場原理を導入し、「公的部門の責任と市民の制度参加」をどのようにするのかを欠落させたまま制度を発進させた。私たちはここに大きな危惧を覚えた。 (13)コミュニティケアの理念と地域福祉事業所4つの目的  そこで、市民自身がケアの担い手にもなり、この制度を市民本位のものにし、市民が地域福祉を高めていく主体になる拠点として、地域福祉事業所の設立を呼びかけていくことにし(98年)、中学校区に1つの地域福祉事業所づくりを中長期の目標に掲げた。  そして地域福祉事業所の4つの目的を掲げた。①元...
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