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労協法時代を切り拓いたセンター事業団 発展の力はどこにあったのか ⑨
労協ワーカーズコープ・センター事業団理事長 田中羊子
第3期 市民主体の新しい公共の創造へ〈下〉
清掃、物流など委託の仕事から、市民・住民の生活と地域に直接関わる仕事へと事業が広がり、徹底した当事者性、主体性、労協らしい現場づくりを追求する中で、「協同労働」という働き方、よい仕事を現場から深めていく取り組みが生まれる。さらに協同労働法制化運動が本格化すると、仲間たちが、身近な地域で協同労働の働き方を発信していくようになる。
協同労働の内実、よい仕事を現場から深めていく
①「3つの協同」と「守本方式」
2002年の労協連第23回総会で、3度目の原則改訂を行った。「協同労働」という働き方を初めて原則の中に位置づけ、「働く人同士が協同し、利用する人と協同し、地域に協同を広げる労働」と定義した。
菅野正純理事長は03年のケアワーカー研修・交流集会で、「働く人びとが協同し、 利用者も協同して、地域に人と人との協同を広げていく」協同労働こそが、コミュニティケアを構築する働き方の根本ではないかと提起される。
05年に指定管理者となった東京の墨田区立川(たてかわ)児童館の仲間たちは、最初から「3つの協同」(働く者どうしの協同、利用者と...
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