センター 埼玉も 「法人移行出発式」 次回サミット開催地 北本・桶川両市長もエール
労協ワーカーズコープ・センター事業団埼玉事業本部は、センター事業団の法人移行を喜び合い、さらなる発展への決意を固める「出発式」を5月20日に上尾文化センターで開催、 リモートを含め180人が参加しました。次回名人・達人サミット開催地の北本市長と桶川市長、これまでお世話になった方が多数かけつけました。(本紙 福本)

「出発式」は、睡眠障害、統合失調症の当事者の観点からオリジナル曲を作って発表している安居浩二さんが、この日のためにつくった「♪はた楽」で開幕。安居さんは以前、「所沢森の102(とうふ)工房」で職場体験をし、そこで働く障害者の仕事ぶりに感動。同事業所が先月、所沢で開所した「conomi」の開所式でも、自作の曲を披露しました。
藤谷英樹本部長は、「35年にわたって協同労働を実践してきた立場として、労協法の制定・施行を誇りに感じる」とあいさつ。法制化運動を牽引した埼玉の歴史にも触れつつ、「みんなが主人公となって働ける協同労働を一人でも多くの人に届ける」と決意を表明しました。
来年開かれる全国地域おこし・名人達人サミット開催地の三宮幸雄北本市長は「循環・共生・平等が私たちのキーワード。労働者協同組合法の精神に通じる」、小野克典桶川市長は、「行政だけでは市民のニーズに応えられない。ワーカーズコープの重要性は今後増していく」とエール。


立憲民主党の大島敦衆院議員など埼玉と縁の深い政治家やコープみらいの佐竹美津江理事などもあいさつし、大野元裕埼玉県知事や市町村長、国会議員、コープみらいの新井ちとせ理事長、埼玉県社会福祉士会の本橋朝子会長、深谷シネマの竹石研二館長などからは祝電が多数届きました。
「対談」では、熊谷・妻沼(めぬま)地域福祉事業所ほほえみの関根きよ子さんと船越聡一郎所長、埼玉南部事業所の千葉心平さん、川越事業所の中西祐太朗さんが、入団して働いてみた感想などについて意見を交換。
地域に住む成瀬衛さんも登壇しました。ほほえみが昨年開いた「まちづくり講座」を通じて出会った成瀬さんは、「60の声が聞こえた時、お金より世のため人のためと考えた。生活もあり少しは自分のために。そんな仕事ができないかと考えた。高齢者には明日の朝やることがあることほど幸せなことはない。残りの時間、何か事業を立ち上げ地域のお役に立ちたい」。
埼玉県労働者福祉協議会専務理事で、埼玉協同労働推進ネットワークの佐藤道明副代表が講演しました。
永戸祐三特別相談役がまとめ、「我々の運動は、人類の未来がかかっていると言ってもいいくらい社会の質的転換を伴う取り組み。協同労働を中心に据え、社会連帯活動を伴うことで発展する事実を、今後10年でつくりきろう!」と鼓舞しました。
出発式の後、上尾東武ホテルに会場を移して祝賀会が行われ、全国に先駆けて労働者協同組合法の制定に向けた意見書採択に漕ぎつけた工藤日出夫北本市議が「乾杯」のあいさつ。
来賓がマイクをリレーし、最後は輪になって「わしらの宝」を合唱しました。
