「労協法で多様な仕事を区民が起こす」 東京南部 森澤品川区長と懇談
労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団東京南部事業本部川邉晃司本部長らは、東京都品川区森澤恭子区長と6月20日に懇談しました。(本紙 岩田)
「おれんち」を応援
この懇談は、品川区にあるセンター事業団障害者グループホーム「おれんち」大家の庄田洋(よう)さん(品川区精神保健福祉家族会会長)が、障害者福祉課松山香里課長に要望し実現。
当日は、松山課長が同席。センター事業団から馬場幹夫専務理事、東京統括本部大場寛本部長、東京南部事業本部加藤陽子副本部長、千葉宣明事務局長が参加しました。
千葉事務局長と庄田さんが昨年8月に開所した「おれんち」の運営状況を説明。
庄田さんは「月1回の団会議には私も参加している。みんな臆せず意見を出し合い、利用者の意見も聞いて運営していて、民主主義という感じがする。利用する息子も食事が美味しいと喜んでいる」と話すと、議員の頃から「おれんち」を応援してきた森澤区長も嬉しそうに頷きました。
川邉本部長は、「女性のニーズも多いので女性用グルームホームの立ち上げに向かっている」と述べました。
続いて加藤副本部長が「区の委託でひとり親家庭などに食品を送る『しあわせ食卓事業』では、生協パルシステム東京や商店、企業の協力で食品を集め、品川区の不登校やひきこもりの若者の居場所フリースペースの若者たちが梱包作業をしている。利用者からは『物価高騰の折、ありがたい』という声が多い。中には『米が買えない』という切実な声もある」と話すと、森澤区長は身を乗り出し、「きょうだいがいる家庭には米を多く送ってほしい」と要望。
大場本部長は、センター事業団の東京での取り組みなどを紹介。
馬場専務理事が労協法の概要や、この法律を活用して立ち上がった団体を紹介し、職員向け学習会の開催を提案。森澤区長は、「経験を活かせる仕事がないという高齢者は多い。この法律なら、多様な仕事を自分たちで起こせると区民に知らせたい。まずは地域振興部商業・ものづくり課で学習会を開きたい」と応じました。
