北海道苫小牧 ぽっけ10周年感謝祭 放デイ軸に課題に向き合い事業・運動広げ 全組合員あいさつ

所長 松崎 愛

 労協ワーカーズコープ・センター事業団ぽっけ地域福祉事業所(北海道苫小牧市)は、「放課後等デイサービス ワーカーズコープぽっけ10周年祭」を6月25日に指定管理者として運営する市福祉ふれあいセンターで開催し、岩倉博文苫小牧市長、町内関係者、仲間など約50人が集まり、祝福しました。ぽっけは困難を見過ごさず地域や利用者と協同して、多世代サロン、ひとり親家庭応援プロジェクト、子ども食堂などにも取り組んでいます。(所長 松崎 愛)

一人の声から始まる

 ぽっけは、2013年6月に放デイぽっけを開所し、「赤ちゃんからお年寄りまで、障がいのあるなしに関わらず、誰もが安心して自分らしく暮らし続けられるまちづくり」を理念に、放デイを軸にして、地域課題に向き合い、この地域に必要だと思うことを自分たちが楽しみながら実践してきました。

 地域の一人のお母さんの声から始まり、有志が集まって話し合いを重ね、組合員5人からスタートした放デイぽっけが、この10年、理念に賛同した仲間を増やし、ばんくとまこまい(フード、衣類、学用品など)、子ども食堂キャラバン、生活介護、指定管理者など、さまざまな地域活動に取り組み、事業を拡大。組合員約25人のぽっけ地域福祉事業所となってきたあゆみを振り返りました。

利用者もぽっけ愛を

 当日は、お世話になっている苫小牧市岩倉市長を始め、各課の職員、苫小牧市社協や他の児童通所支援事業所の仲間たち、その他各町内会の関係者等の各団体の方々や利用者家族、田中羊子理事長を始めとしたワーカーズコープの仲間たちが参加してくれました。

 岩倉市長は、開所式、1周年祭、5周年祭、そしてこの度の10周年と節目には必ず参加。これまでの労いと「苫小牧市に新しい風を吹かせてほしい」という激励と期待の言葉をくださいました。

 身が引き締まる思いと同時に、多くの方々の応援、協力、叱咤激励があり、ぽっけはここまできたこと、改めてたくさんの方に愛されて今があることを実感します。

 各現場紹介では、組合員全員が自分の言葉であいさつをしました。ぽっけ利用者の山田優人君(現在、ぽっけ準支援員として頑張っています)も支援員としてあいさつをしたいということで、皆さんの前で「将来、ぽっけの支援員になることを目標にやっています」と、ぽっけ愛を語ってくれました。この間の彼の苦しさ、頑張りと成長を思い、涙、涙でした。

組合員全員があいさつ。利用者で、準支援員として頑張る山田君も一緒にあいさつ

懇親会は地域食堂

 午後から、懇親会と合わせて地域食堂を同時開催。広く地域の方にも参加を呼び掛け、100人を超える賑やかな会となりました。

 さまざまな「ヒト」がいて、「誰も排除しない」ことをやり、苦しいことも多かったこの10年ですが、諸事情で退団した仲間も多く駆け付けてくれたことを嬉しく思いました。良い感情ばかりじゃなく、さまざまな思いを分かち合える仲間がいることに感謝。これからも「ヒト」を大事にして、楽しむことを貫いていきたいと思います。

 お祝いメッセージをくださった全国の仲間にも感謝いたします。