センター事業団杉並エリアと「リブレット」 すぎなみ協働プラザの依頼で「イントロカフェ」登壇 「区民に協同労働伝えて!」
地域活動の新たな選択肢になりそう
東京都杉並区のすぎなみ協働プラザが主催するイントロカフェ「まちの困りごとをみんなで解決する!~協同労働という働き方~」が6月24日、杉並区役所分庁舎で開かれ、労協ワーカーズコープ・センター事業団東京北部事業本部杉並エリアと労協法人を目指すワーカーズコープ・リブレットが登壇しました。(もちの木所長 池田 優)
まちの困りごとをみんなで解決する!~協同労働という働き方~
「地域に根差した仕事がしたい、まわりの困りごとをみんなで解決する仕事に関心があるけれど、何から始めていいか分からないと思っているあなた!
実際に杉並区で困りごとをお仕事にしている方のお話や、労働者協同組合法の仕組みを聞いて、今できること、やりたいことを探してみませんか?」
イントロカフェは、区民の身近な疑問に答えるために随時開かれており、協働プラザは今回、こんな風に区民に呼びかけました。

私たちは、協働プラザの担当者から、「これまで杉並を支えてきた多くのNPOが事業継続に課題を抱え、今後の展望に悩んでいる。労働者協同組合が地域活動の新たな選択肢になりそうだから、区民にワーカーズコープを紹介してほしい」と依頼されました。
登壇したのは、杉並エリアマネージャー徳田優香さんと私。それに、信愛書店のオーナーで、図書館に納める書籍のフィルムコーティングなどを行う「リブレット」共同代表の原田直子さん、鳩島由紀子さん。

徳田さんは労働者協同組合法の概要や法施行後に生まれた新しい労協の事例を紹介。私は、労働者協同組合法にも明記され、労協の事業所で行われている「意見反映」について、「多様な組合員の多様な思いを話し合いの過程でぶつけ合っている。とても大変だが、合意に至る中に喜びがある」と話しました。
原田さんは、閉店が相次ぐ書店業界の窮状とともに、「図書のフィルムコーティングや外商の仕事なら、障害のある方も自分のペースで携われる。地域の人たちの『居場所』にもなると思い、ふさわしい法人格を探していた。そんな時に出会ったのがワーカーズコープ。今も労協法人になることを目指して活動している」と経緯と現状を報告しました。
長年、取り組んできた立場からの「リアリティ」を徳田さんと自分から、原田さんからは、新しく労協を立ち上げる時の「ワクワク感」を伝えることができ、バランスが取れた内容だったのではないでしょうか。
ワーカーズの可能性、逆に教えられる
これから地域活動をしたいという方、活動の幅を広げたいと思う方など18人が参加し、次のような感想が寄せられました。
「子どもと高齢者が一緒に過ごせる居場所を労働者協同組合でつくれないか」
「町会活動の選択肢として検討したい」
「地域の困りごとは多い。労協方式に可能性を感じる」
「地域の課題に楽しく向き合いたい。とてもいいヒントをもらった」
「それぞれの意見を反映して事業が行われることがポイント。合意形成の大切さが伝わった」
こちらから伝えるつもりだったワーカーズコープの可能性を、逆に教えられたように感じました。