労協センター事業団 高知事業所 創立40周年フォーラム・祝賀会 四国での協同労働の歴史はここから

本紙 炭谷

よい仕事追求し、地域の期待に応えよう

 高知生協病院などで建物管理業務を行う労協ワーカーズコープ・センター事業団高知事業所は、40周年を記念するフォーラムと祝賀会を、7月17日、高知市・高知会館で開催。高知エリアの組合員をはじめ、60人余りが参加。日頃からつながりのある、高知県や高知市、県内の協同組合、労働者福祉協議会、労働金庫などからも来賓が駆けつけ、これまでの歴史を祝福し、これからの発展に期待を寄せました。(本紙 炭谷)

高知エリアの4事業所の組合員、来賓など60人余り参加

高知市岡崎市長からも祝辞

 第一部はフォーラム。

 四国開発本部酒井厚行本部長が「四国での協同労働、労働者協同組合の歴史は40年前に高知生協病院の清掃業務から始まった。以降、高知では、生活困窮者支援や公共施設管理などの事業が広がり、エリアでは、まちづくり講座やフードドライブなども開催している。今日をきっかけに、みなさんとさらなる地域づくりに取り組んでいく」と、決意を込めて開会あいさつ。

 来賓の高知医療生活協同組合吉本拓生専務理事が「高知事業所には、病院の開院時から多岐にわたる業務を担ってもらい大変感謝している。労協法が成立し、みなさんは労働者協同組合法人に移行されたが、持続可能な地域づくりに協同組合が果たす役割はますます重要になっている。地域の期待に応えられるよう共に邁進していこう」と激励。

 日本労協連古村伸宏理事長が「協同労働という働き方 〜未来志向に過去を振り返る」と題して記念講演。

 高知エリアの4事業所の紹介があり、高知事業所小谷加代所長(高知エリアマネージャー兼務)が、「入団当初、雇用労働の世界で働いてきた私にとって、協同労働はチンプンカンプン。でも、自分の意見を話せる団会議は新鮮だった。所長になって15年。時には仲間と言い争いになることもあったが、今ではいい思い出。これからもよい仕事を追求し、高知で協同労働を広げていく」と決意を述べました。

 高知市岡崎誠也市長から祝辞が寄せられ、(商工観光部産業政策課福富大賀課長代読)、映画「医師中村哲の仕事・働くということ」の上映も行われました。

高知医療生協吉本専務理事
高知事業所小谷所長

お楽しみ抽選会で盛り上がり

 第二部の祝賀会では、高知県労働者福祉協議会池澤研吉会長が、「誰一人取り残さない包摂力のある社会づくりに向けて、これまで以上の連携を」と開会あいさつ。

 高知事業所初代所長のセンター事業団坂林哲雄副理事長が、「初の赴任地が高知。アルバイト感覚で働いていた私の目を覚まさせてくれたのは当時の仲間たち。今日は大いに語り合い、未来への展望を描こう」と述べ、乾杯の発声。

 永年勤続表彰では、四国開発本部川上健太事務局長から対象者に表彰状が手渡され、お楽しみ抽選会で盛り上がりました。

お楽しみ抽選会で盛り上がる

 高知県高齢者福祉生活協同組合曽我秀秋理事長の閉会あいさつと一本締めでしめくくりました。

病院清掃から4事業所54人のエリアに

 高知事業所(当時中高年雇用・福祉事業団全国協議会直轄高知事業団)は、1983年、高知生協病院の清掃業務受託と合わせて創立。

 以降、2012年に高知市生活保護受給者金銭管理支援業務(委託)、18年に高知市鏡文化ステーションRIOと弥右衛門ふれあいセンター(共に指定管理者)、19年に高知市居住安定確保支援事業などの事業を広げてきました。

 20年度から高知、はちきんず(金銭管理、居住支援)、こうち鏡RIO、やえもんの4事業所に分かれ、54人の組合員が在籍しています。

団会議の様子(はちきんず)
日常清掃に向かう組合員(高知)
温泉を兼ね備えた鏡文化センター(鏡RIO)
ふれあいセンターでは、地域カフェも(やえもん)

高知事業所のあゆみ(抜粋)

・1983年 高知事業所創立
・2005年 高知生協病院食器洗浄業務開始
・2006年 訪問介護事業所かがみ開所(現在閉鎖)
・2012年 高知市生保受給者金銭管理支援事業開始(委託)
・2018年 高知市の指定管理者として、鏡文化ステー
 ションRIO/弥右衛門ふれあいセンター運営開始
・2019年 高知市居住安定確保支援事業開始(委託)。
 高知事業所を、高知、はちきんず、こうち鏡RIO、
 やえもんの4事業所に分割
・2023年 高知事業所創立40周年