福岡 大野城事業所 ほっとのたね「北のおうち」開所 子どもにお昼を「ランチメダルプロジェクト」も
子どもたち、利用者、地域に
寄り添い、つながって…
労協ワーカーズコープ・センター事業団大野城事業所「みんなのおうち ほっとのたね」は、福岡県大野城市で2カ所目となる「北のおうち」を10月2日から開所し、地域へのお披露目となる開所式を14日に行い、地域の皆さん、区長、市関係者、市議、子どもたち、お父さんお母さんなど200人以上が来場。地域の皆さんの期待や温かい言葉を沢山いただき、新たなスタートとなる1日になりました。(大野城事業所 本島絵里子)

1年かけて見つける
不登校児の支援、家庭に居場所がない子やお友達同士でも利用できる場所として、社会連帯活動で2017年に「ほっとのたね」を開所。併設している駄菓子屋の人気も相まって、親子や地域の年配の方々も来所し、「誰でも気軽に来れる場所」になっていますが、市の南地域にあり、北地区の子どもたちが利用するには、バス、電車、バスと乗り継いで片道1時間以上もかかります。
北地区の子どもたちや保護者をはじめ行政からも開設の要望が相次ぎ、市内の山田で「ほっとのたね 北のおうち」を開所することになりました。
物件を探すために、不動産店に事業内容を細かく説明。大家さんが納得して貸してくれる物件が見つかるまで1年かかりました。
1週間で定着
まずは、地域の方々に安心して受け入れていただけるよう、行政や公民館と連携してポスターを貼ったり、チラシをポスティングしたり、通りすがりの地域の方々にあいさつしたりと、PR作戦を実施。
開所の翌日、3日には近所の小学生たちが50人以上も駄菓子屋に来店し、予想以上の人数にスタッフもパニックでした。以来、連日大盛況で自転車が敷地内に止められないほどに。わずか1週間で子どもたちの放課後の憩いの場として定着しました。
開所式にはどれくらいの人が集まるのだろうか。子どもたちに楽しんでもらうためにはどんな企画を用意すればいいか。事業所のみんなで知恵を出し合いました。
1時間前から列
開所式当日は、朝7時からカレーの仕込みを行い準備万端。開始時間の1時間前から沢山の方が来場し、敷地内には長蛇の列ができました。
大きな拍手に包まれイベントがスタート。お目当てのカレーに舌鼓をうつ子どもたち。圧力鍋を使って煮込んだカレーには、おかわりの声も続出でした。

外ではスーパーボールとヨーヨーすくいににぎやかな声が上がって、お目当てのものが取れた子も取れなかった子も、楽しんでいました。駄菓子つかみ取りは、予想以上に取れる子も多く早々と完売。千本引きでは引き上げたオモチャに喜ぶ様子もありました。
給食がない日のため
「ランチメダルプロジェクト」も開始しました。大人がメダル(1個100円)を購入し、土曜日や夏・冬・春休みの給食がない日に、子どもたちがそのメダルを使ってランチを食べるというプロジェクトです。

この日来場した大人にメダル40個分を購入していただくことができました。
「ほっとのたね北のおうち」で、子どもや地域の方々が喜ぶ姿を想像するだけでワクワクします。仲間と同じ方向を見ながら、安心・安全な居場所として地域に笑顔が広がっていくよう、今後もさまざまなイベントや事業を楽しく計画していきます。
大野城事業所は、放課後等デイサービスや子どもの放課後事業などを運営して、社会連帯活動にも旺盛に取り組んでいます。