第6回 地域おこし名人・達人サミット 桶川・北本プレ集会 都会と田舎の両方の要素持つまちの良さは…
来年11月に開催される「第6回全国地域おこし 名人・達人サミットin桶川・北本」のプレ集会「トカイナカ〜ふるさとわが街、再発見!!〜」が10月14日に埼玉県桶川市民ホールで開かれ、65人が参加しました。(本紙 福本、松沢)
発起人の工藤日出夫北本市議が「資本主義の限界が明らかになってきている。法制化された『協同労働による協同組合』を推進し、生きる力を高め、サミットを通じて、失われつつある『おたがいさま』、協同・共生の地域社会を」と開会あいさつ。
前回、東京・大田でのサミットにも参加した桶川市の堀口守副市長が「今回は都会と田舎の要素を両方持ち、農業、伝統工芸なども残るまちで開催する。来年の本開催に向け、北本市とともに引き続き支援・協力していく」とエール。

大島敦、中根一幸両衆院議員からのメッセージが紹介され、労協ワーカーズコープ・センター事業団埼玉事業本部の藤谷英樹前本部長と成田誠本部長が、サミットを説明し、成功に向けての決意を。
森康行監督がサミットの準備段階から撮り始めた映像の一部を紹介し、昨年開催した第5回サミット共同代表の浜洋子さん(NPO法人福祉コミュニティ大田代表理事)が「改めて地元の良さが発見でき、とてもいい機会をいただいた」と振り返りました。
「食、農業、生物多様性」「働き方、手仕事(伝統工芸)」「歴史、平和」「エネルギー、防災」の4つの分科会でさまざまな意見が交わされ、最後に、佐藤洋桶川市議が「桶川は人口7万5000人、北本は7万人。東京で働き蜂となり、ここで骨を埋める人が多い"トカイナカ〟だが、回ってみると色々な風景が見えてくる。市民参加で自立あるふるさと、新たな桶川・北本をつくっていくサミットにしたい」と締めくくりました。

次回実行委員会は11月21日午後2時から、北本市役所内で。
歴史、平和分科会
桶川市 毎年8月に「平和考える10日間」
特攻隊長次女臼田さん 旧陸軍飛行学校保存運動実り、平和祈念館に
「歴史、平和」分科会には、桶川市遺族連合会会長で、NPO法人「旧陸軍桶川飛行学校を語り継ぐ会」でも活動する臼田智子さん(80歳)が参加。
臼田さんは陸軍桶川飛行学校教官を務め、太平洋戦争末期、鹿児島県の知覧(ちらん)基地を飛び立った特攻隊長、伍井芳夫大尉の次女。大尉が「自宅上空を飛来、旋回して翼を振り、妻と3人の子どもたちに別れを告げた」という話は有名。
臼田さんは、引き揚げ者用住宅などに使われ、荒れ放題だった桶川飛行学校を有志で清掃、保存運動を行い、市の文化財指定を得て整備、「平和祈念館」として開館したことなどを紹介。
「コロナで出歩けなくなり、足腰が弱くなったが、学校などで子どもたちに語り継ぐ活動は続けている。戦争で多くの命が失われた。平和を未来につなげてほしい」と話しました。
また、佐藤市議が「桶川市では1982年から毎年8月6~15日を『平和を考える10日間』とし、さまざまな事業を行っている。私たち市議も市の幹部も毎回、市民に平和を考えてもらうチラシを駅頭で配る」「中学生には戦争中の実物を見て、触って実感できる機会をつくっている」などの取り組みを紹介しました。

