岩手 野田あづび ポールdeウォークを事業に 村にプッシュして介護予防の予算で
高齢者通所介護やサロンなどを行う労協ワーカーズコープ・センター事業団野田地域福祉事業所あづび(岩手県野田村)では、舘下美賀所長はポールdeウォークの講師の資格を取り、村の介護予防として7月から始めています。舘下所長の報告です。

所長が講師の資格を
昨年5月ごろ、北東北事業本部の所長会議でポールdeウォーク推進コーディネーター養成講座の告知を見た時、今やっている健康運動教室と同様に事業化できないか、と考えました。
昨年10月の推進コーディネーター養成講座を受け知識を得たものの、いざ展開と考えた時に「講師は依頼」という事実に気づきました。原価率100%超えの我が事業所では、とてもそんな余裕はありません。
だったら自分が講師の資格を取ればいいのだ、と思いいたりました。陸の孤島といっても過言ではない北東北のこの村では、どこから講師を呼ぶにしても交通費がかかるし。
実際、前出の養成講座でも講師資格をとっている人がいることを知り、さっそく調べて受講することにしました。
12月11日にベーシックコーチ、18日にアドバンスコーチのセミナーを埼玉県で受講し、晴れて講師の資格を取得しました。
役場へプッシュ
さてそれからは、村役場の担当へのプッシュです。次年度の予算組みの前に一応こういうことも考えていると説明すると手応えがあり見積もりの話に。さらに、既存の運動教室にポールを持ち込み認知度を広めました。
今年度、村の介護予防の予算が取れたので、気候のいい5月から始めたかったのですが、担当が変わり、引き継ぎなどの関係で7月に事業開始となりました。
ポールは、野田村社会福祉協議会の地域ささえあい事業で15セットそろえることができ、地域に役立てるために地区サロンなどへの展開も考えています。
「冬でも歩きたい」
7月1回、9月1回、10月2回と毎回土曜日に実施しています。10月28日は65歳以上の9人が参加、あづびの組合員3人も。
参加者からは「夜もぐっすり眠れる。みんなに広めたい」「冬でも歩きたい」「継続したい」など好評。組合員も「健康づくりにおすすめだ」との感想を。
今後の課題は天候に左右されない「歩ける場所」を探すことです。
