ふくおか協同ネットが集会 ペシャワール会村上会長・カメラマン谷津さんが対談
ふくおか協同ネットワークは、「2023協同集会 中村哲の生き方から学ぶ『生きること・暮らすこと・働くこと』」を、11月26日、福岡市・西南学院大学で開催。227人が参加しました。(労協ワーカーズコープ・センター事業団直鞍事業所長 友岡有希)

「中村哲の生き方から学ぶ」をテーマに
ふくおか協同ネット竹森鉄代表(センター事業団専務理事補佐)が、中村哲医師が講演した14年のふくおか協同集会に触れながら、「ウクライナやガザ地区に象徴されるように、世界では戦争や紛争が起こり、気候危機も深刻化している。こうした状況だからこそ、中村医師の活動から仕事や働くことの意義を学び、私たちが暮らす地域から、どうすれば社会を変えていけるのか、より良くできるのかを考えるきっかけに」と開会あいさつ。
「みんなが喜ぶ。こんなによい仕事はない」
映画「医師 中村哲の仕事・働くということ」の上映があり、中村医師の活動を支えてきたペシャワール会の村上優会長と、21年間にわたって中村医師を撮り続けてきたカメラマン谷津賢二さんの対談へ。
村上会長からは、中村医師亡き後のペシャワール会やアフガニスタンでの活動について話があり、「中村医師は、自分が亡くなっても20年間はこの活動が続くことを願っていた。あなたの後継者は誰かと尋ねられると、『後継者は用水路』と答えていた。アフガニスタンには、まだまだ大変な暮らしを強いられている人々がたくさんいることも、みなさんに知ってもらいたい」と語りました。
谷津さんは、中村医師と交わした会話に触れ、「中村医師は、『用水路を作れば作るほどみんなが喜んでくれる。こんなによい仕事はない』と言われていた。その言葉を思い出す中で、『誰かのために働くことが、仕事の本質ではないか』と考えるようになった。中村医師は用水路作りを通して、そのことを実践してきた人だと思う」と語りました。
ふくおか協同ネットの堤新吾副代表(福岡県生協連会長理事)が、「今日学んだことを身近な人たちに伝えながら、地域に根差した活動・事業に向かっていきたい」としめくくりました。(対談は別途掲載予定)