この記事は会員限定です

福島原発事故から13年 伝言館事務局長 丹治さんと被災地を回る (上)

本紙 本田真智子
福島原発事故から13年 伝言館事務局長 丹治さんと被災地を回る (上)
復興は故郷を元に戻すこと 健康・医療・食などの保障を  2011年に東日本大震災と津波によって、福島第一原発が事故を起こしてから13年。除染によって避難準備区域と、帰還困難区域の一部に帰還が可能になり、国は福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想で新しい産業によるまちづくりを進めています。離れた地域で暮らしていると福島の復興は進んでいるように感じますが、実際のところはどうなのでしょうか。楢葉町にあるヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館事務局長でALPS処理汚染水放出差止訴訟原告事務局の丹治杉江さんと大熊、双葉、浪江町など被災した地域を2月7日に巡りました。(本紙 本田真智子)

被害実態ではなく距離で賠償を線引き 生活再建できないと  JRいわき駅から丹治さんの案内が始まりました。  いわき市には双葉町など帰還困難地域から避難してきた人たちが暮らしています。中には、賠償金で家を建てて大家族で暮らす人たちも。  「仕事を持っていた人、持ち家の価値が高かった人たちの賠償金は多い。生活が再建できなければできないほど賠...
この記事は会員限定です。労協新聞をご購読いただくと続きをお読みいただけます。