青森・八戸就Bここロード ランチタイムにキッチンカーで販売 利用者の珈琲焙煎の腕を活かそうと

管理者・サービス管理責任者 米谷圭子

 労協ワーカーズコープ・センター事業団八戸階上(はちのへはしかみ)地域福祉事業所ここロード(就労継続支援B型)は、キッチンカーでの食品販売を5月29日から事業所の駐車スペースで始めました。利用者さんの珈琲焙煎の腕が上がったことと、市役所に近く昼休み時間に人通りが多いことなどから、ランチタイムを狙った販売を考え、店舗を新たに借りずに済む、キッチンカーを導入しました。(管理者・サービス管理責任者 米谷圭子)

事業所の駐車場にキッチンカーを置いて販売。

 キッチンカーでの販売は、平日11時半から13時半までで、メニューは、コーヒーとカフェラテ、ピザ、クッキー、スコーンなどです。

利用者が作る焙煎珈琲やカフェラテなどを提供

どうしたら売れるか

 プレオープンの23、24日には市役所、商工会議所の方々、作業でお世話になっている高齢者デイサービスの職員の方々、地域の団体の方々などがたくさん来られ、キッチンカーの周りでは、利用者さんと地域の方々が楽しくおしゃべりする場面も見られました。

 また、売り上げは2日間で3万6200円でした。現在行っている他の作業と合わせ平均工賃1万5000円以上を目指すため、月12万円の売り上げを目標にしています。

 利用者さんにとっては作るだけでなく、売り上げの面でも「どうしたら売れるんだろう」「他にも商品を考えましょう」など、悩んだり、意見を出したりと、よい刺激にもなっています。

 地域の方からは「イベントなどで場所が足りない場合は、うちの駐車場を使ってもいい
よ」との嬉しい言葉や、たくさんの方々がSNSで紹介してくれ、人の温かさに触れてやって良かったと感じています。

こども食堂で活用も

 ここロードでは、内職や農作業、南部ほうき作り、高齢者デイサービスでの補助作業などの仕事をしてきました。

 年間を通じて安定した作業で皆が参加できるものはないかと考え、数年前から知り合いの指導で始めた珈琲焙煎を活かせるカフェを思いつきました。

 導入したキッチンカーはネットで見つけたものですが、2方向が開くタイプで、電気ピザ窯、かき氷機(パウダータイプ)、冷凍庫、冷蔵庫が備え付けだったのと、値段も約160万円で手の届く範囲でした。

 今後は利用者の作品を販売する機会を設けたり、施設外就労でお世話になっている農家の規格外野菜を販売したりする他、事業所で行っているこども食堂でのかき氷提供やピザ作り体験、サポステ利用者の職業体験などでの活用を仲間と相談しています。

 また、東北のワーカーズコープのイベントなどにも参加できればと夢を広げています。

自家焙煎珈琲の幟旗を出して。併せて利用者の作品や農家の規格外野菜の販売も構想している