WC連合会 第13回 清掃・物流よい仕事コンテスト 物流現場では初 最優秀はセンター・多賀城八幡(宮城) うまくいったこと、いかなかったこともさらけだし 18現場が日頃の実践交流
ワーカーズコープ連合会は、6月1、2日に東京・池袋本部とオンラインで「第13回 清掃・物流全国よい仕事コンテスト」を開催。初日は会場34人、オンライン60アカウントの参加があり、審査の結果、労協ワーカーズコープ・センター事業団多賀城八幡(やはた)事業所(宮城県、物流)が最優秀に選ばれました。物流現場の最優秀賞受賞は初めてです。(事業推進本部事務局次長 安村佳晃)

農業、土木、おもちゃ清掃などにも
コロナの影響もあって会場開催は4年ぶり。今回は、ワーカーズコープ連合会加盟組織の18現場から実践報告がありました。
前回最優秀賞のセンター事業団富山北部事業所(清掃)から優勝旗が返還され、コンテストがスタート。
試行錯誤しながらの働く仲間との協同や職場づくり、事業拡大や社会連帯の取り組み、現場での仲間の創意工夫を始め、農業・小農(山口宇部、みずたま)、映画上映会やまちづくり講座(水戸)、多能工集団による土木事業(WC山口)、おもちゃ清掃(石狩地福)など多様な実践を紹介。
笑いあり涙ありの発言の合間には、センター事業団の各事業本部が作成した現場紹介映像が流されました。
「個性あふれる実践に学び合おう」
古村伸宏理事長の開会あいさつでは、「清掃、物流、緑化の仕事は、私たちの原点とも言える事業。この分野のよい仕事の追求は、地域でのつながりの希薄化、環境問題といった社会の根源的なテーマと深く重なり始めている」と指摘し、今後の方向性とコンテストへの期待を込めて「かつて、病院の清掃現場では、捨てられた注射針の針刺し事故が多発していたことから、現場組合員たちと病院が一緒になって安心・安全な病院環境づくりを目指す『捨てるごみの向こうに人がいる』運動に取り組んだ。大量消費・大量廃棄を前提にした今の社会のありように対し、改めて今日的な『捨てるゴミ運動』の展開が非常に重要なテーマになっていく。それぞれの個性あふれる実践に学び合い、有意義なコンテストに」と呼びかけました。
全現場の発言が終わり、審査員と参加者の投票により、最優秀賞にはセンター事業団多賀城八幡事業所(物流)、2位にセンター事業団山口宇部事業所(緑化)、3位にワーカーズコープながの伊那事業所ケアセンターいいじま(清掃)が選ばれ、事前の相互監査結果による各種部門賞も発表されました(別掲)。

協同組合連携プロジェクト責任役員の酒井厚行さん(センター事業団四国開発本部長)が、「どの発表からも、現場の空気のよさや懐の深さを感じられた。うまくいったこと、うまくいかなかったこともさらけ出し、交流し合えるのがこのコンテストのよさ。来年も日々の仲間の頑張りを称え合おう」とまとめました。
最後に、20年にわたってセンター事業団小豆沢(あずさわ)事業所長を務め、5月に退任した山田隆さんの労をねぎらう特別表彰も行われました。
コンテスト審査結果
●総合順位
最優秀 センター多賀城八幡事業所
2位 センター山口宇部事業所
3位 ワーカーズコープながの伊那事業所ケアセンターいいじま
●部門賞
・協同労働の基礎組織づくりと経営
センターみずたま事業所
・よい仕事の地域化・仕事おこし
みずたま事業所
・現場の知恵と工夫、専門性
ワーカーズコープ山口
・現場の包摂力、連携
センター高知事業所
・美観維持・制度順守(美観) (※カッコ内は現場名)
1位 WCながの伊那事業所(ケアセンターいいじま)
2位 センター谷山事業所(国分生協病院)/高知事業所(高知生協病院)
3位 センター徳島事業所(徳島健生病院)/センター広島北部事業所(広島共立病院)
・美観維持・制度順守(総合)
1位 高知事業所(高知生協病院)
2位 広島北部事業所(広島共立病院)
3位 みずたま事業所(水島協同病院)/ 同 (玉島協同病院)
・動画“いいね” 賞
センター九州沖縄事業本部