神奈川・藤沢 エコストアパパラギ5周年記念で「医師 中村哲の〜」上映会 全員が担当にと5日連続開催 バリアフリーで日本語字幕も
「エコストアパパラギ、エコライフハウジング・不動産 創立5周年記念 『医師 中村哲の仕事・働くということ』上映会」が5月27、28、30、31日、6月1日と連続で開催され、連日多くの人が会場のエコストアパパラギ(神奈川県藤沢市)に足を運びました。エコストアパパラギは、ワーカーズコープ連合会加盟組織の労働者協同組合プラスチックフリー普及協会が運営しています。(協同総研 荒井絵理菜)
「働くとは」考える
エコストアパパラギ、エコライフハウジング・不動産は、自由競争社会における組織で、人々の生活や社会、地球環境に貢献したいという想いを実現するのが難しい現実に対して、自分が主人公になろうとする労働のあり方として「労働者協同組合」の協同労働を実践しています。
連続上映会にしたのは、7人の組合員(=ワーカーズ)全員が上映会の担当になる形をつくるため。このようにしたことで一人ひとりが「働くとはどういうことか」を考える時間がつくれたと、組合員の益永由紀さんは話します。
パパラギ公式サイトには、「『現地の人々の立場に立ち、現地の文化や価値観を尊重し、現地のために働くこと』と語る中村医師の姿は、『地域における多様な需要に応じた事業が行われることを促進し、もって持続可能で活力ある地域社会の実現に資する』ことを目的と定めた労働者協同組合法と重なります」と、設立記念の上映会に映画「医師 中村哲の仕事・働くということ」を選んだ理由が記されています。
意義ある仕事が楽しさを
上映会は、日本語字幕付きのバリアフリーで行われ、上映後は、グルテンフリービーガンクッキー(グルテンを除去し、動物性のものを使っていないクッキー)を片手にハーブティーを飲みながら、「働くとはどういうことか?」をテーマにした懇話会ももたれました。

組合員が、どういう思いで団体を設立し、労働者協同組合になったのか、なぜ自分はここで働いているのかを共有。中川香さんは「20年会社員をしていたが、利用していたパパラギで、一緒に働かないかと声をかけてもらい、働くように。働くことの意義があるだけで、仕事をすることの楽しさが倍増していくことを感じている」と。
参加者の元看護師の方は、人が少なく休みをもらうことへの申し訳なさからいつもお菓子を持っていく職場の雰囲気に違和感があったと、働き方を考えることの大切さについて感想を話しました。また、「上映担当者の仕事観や『働くとは』を参加者に問いかける内容だったのがよかった」の感想もありました。
バリアフリー上映だったため、耳からの情報が入りづらく目からの情報が入りやすい障害のある人から、とても分かりやすかったという感想もあったとのこと。電車で遠方から来てくれる方がほとんどで、5回の上映会に62人が参加しました。

なお、上映会は労協ワーカーズコープ・センター事業団湘南事業所デイサービスまどい(高齢者介護)が共催しました。
