山梨 東京三多摩山梨事業本部と南都留森林組合 1泊2日で“森の健康診断” 「間伐ってやり方あるんだ!」
労協ワーカーズコープ・センター事業団東京三多摩山梨事業本部と南都留森(つる)林組合は、4月から西桂地域福祉事業所が指定管理者として運営している「三ツ峠グリーンセンター」(山梨県西桂町)周辺の森で、森の健康診断・間伐・木工クラフト体験会(FAN FOREST‼)を8月18、19日に共催。都内からの家族連れや個人など10人が参加しました。(西桂地福所長 中川洋一)
山や森、守る術(すべ)を学んでほしい
開催のきっかけは、三ツ峠グリーンセンターに来館した南都留森林組合の竹田仙比古(のりひこ)参事から「間伐というものがいかに大切なことかを知ってもらえるような森林体験イベントを一緒に開催できないか」と提案されたことです。
2020年にワーカーズコープが西桂町で開催した「森の健康診断」でも竹田さんのお世話になり、その時以来のコラボ事業になります。
火の付け方など自然の中で学ぶ
当日、配布した「森の健康診断マニュアル」をもとに、参加者らは伐採する木を選ぶところから、自然の中で生きる知恵や技術を学びました。
実際にのこぎりやチェーンソーを使って伐採を体験し、間伐材で「写真立て」を作る木工クラフトの時間も。夜は、焚(た)き火やバーベキューを楽しみました。

「焚き火」では、子どもたちが「火付け」を体験。ライターでもはじめはなかなか火が付きませんでしたが、薪の組み方を変えたり、火が付きやすいよう薪を細かく割いたりしているうちに火が付きはじめました。それを見た竹田さんは「そういう薪の組み方が大事」と称賛。

参加者からは、「都会ではできない貴重な体験を子どもにさせることができてよかった」「森でしかできない遊びを堪能した」「間伐は適当に木を切るのではなく、森の健康具合を診断し、しっかり計算して行うことだと知った」などの感想が寄せられました。


竹田さんは「試験的な体験会だったがとても楽しかった。フィールドやアクティビティは揃っているので、この取り組みをどう事業として継続できるのか一緒に考えましょう」と話しています。
南都留森林組合は、三ツ峠グリーンセンター周辺の山林をマウンテンバイクのコースにするための整備も行っているので、今後は「マウンテンバイク事業」の連携なども構想しながら、FAN FOREST‼の継続的な開催を検討したいと思います。
「ミツ峠グリーンセンター」
住所:山梨県南都留郡西桂町下暮地1900
TEL:0555-25-3000(8:30〜20:00)
HP:https://mitsutoge.roukyou.gr.jp/