センター事業団 栃木・那須塩原地福シニアセンター 高齢者が eスポーツ 体験 初めてのゲームも「爽快」「楽しい」

所長 廣川 泉

 高齢者向けの「eスポーツ体験会」が、栃木県の那須塩原地域福祉事業所シニアセンター(高齢者介護予防施設、労働者協同組合労協センター事業団が指定管理者)で9月11日に開催され、約30人が参加。みなさん、当日、現場に持ち込まれたゲームに熱中しました。(所長 廣川 泉)

認知症予防などを期待

 栃木県では、とちぎeスポーツ地域活性化実行委員会が主催し、昨年から県内でのeスポーツの土壌づくりや、関連イベントの開催などを通じた若者等の交流機会の創出、高齢者等の社会参加など、eスポーツを活用した地域活性化に取り組んでいます。

 この日、体験したゲームは、「太鼓の達人」「グランツーリスモ7」「ストリートファイター6」「桃太郎伝説」など。リズムに合わせて太鼓を叩いたり、ハンドルを握ってレーシングカーを運転したり。コントローラーを持って格闘ゲームも。大半の方が初めだったので、県の職員や現場に持ち込んだゲーム機メーカーの方々に操作法を教わりながら楽しみました。

 中でも、リズムに合わせて叩く太鼓では、周囲の人たちも一緒に「ドンドン」と声を掛け合いながら。場の空気が一体になり、自然に交流の場になった様子が印象的でした。

やや緊張の面持ちでハンドリング
周りの人も一緒にリズムに乗って


 参加者からは、「孫がゲームをやるのは見ていたが、自分がやるのは初めて。とても楽しかった。格闘ゲームはコントローラーの操作が難しかったが、爽快だった」「太鼓のゲームはリズムに乗れないと難しいが、なかなか楽しい」などの感想をいただきました。

世代間交流の促進にも期待

 今回、那須塩原市高齢福祉課が、eスポーツの体験会場にシニアセンターを選んだことで高齢者の交流の機会にもつながりました。これを機に、認知症予防やフレイル予防につながり、県下全域に世代間交流を促進する動きが広がることを期待しています。

 また、eスポーツを直接体験したことで、その魅力や奥深さを知ることができ、家族とのコミュニケーションツールとして、「eスポーツ」が会話に花を咲かせてくれるかもしれません。

 体験会には、NHKの取材が入り、地元でTV放映されました。ネットで「那須塩原 eスポーツ」と検索すると視聴できます。