山梨・西桂 毎月イベントでにぎわいづくり 三つ峠GCで 中村哲映画、マルシェ、芋煮会…

所長 中川洋一

 4月から労協ワーカーズコープ・センター事業団西桂地域福祉事業所(公共施設、高齢者介護など)が指定管理者になり、リニューアルオープンした複合レジャー施設「三ツ峠グリーンセンター」(山梨県西桂町)では、集客のために、映画「医師 中村哲の仕事・働くということ」上映会、マルシェなど毎月さまざまなイベントを行っています。所長の中川洋一さんの報告です。

 4月から仲間になった組合員らと、衛生管理の勉強会などでの意識改革、利用者の意見も聞きながらの接客の改善やレシピの工夫などに取り組んできました。

 町からは、「地元だけでなく、インバウンドや全国から集まるような発信を」と言われていて、インスタグラムなどのSNSを活用、さらに予約サイトの導入も考えています。

 話し合いの中で、組合員から、以前、通信を発行し、イベントのお知らせを載せていたと聞きました。また、それを町の回覧板で回していたとか。通信を復活させて、毎月イベントを企画して、回覧板で発信することに。

 グリーンセンターで地域の人が楽しめるイベントができれば、にぎわいづくりにもなり、集客にもつながると取り組むことにしました。

「自分の活動地域でも上映したい」

 まずは、取り組みやすいということもあり、映画「医師 中村〜」上映会を、9月8日に行いました。西桂町では初上映です。

 周知に時間があまりありませんでしたが、20人が参加。年配の参加者が多く、町外から来た人も。映画終盤になると、涙ぐんでいる姿も見られました。

町内外の20人が参加した上映会

 上映後は、中川からワーカーズがこの映画の上映をするようになった経緯と、これからも定期的にグリーンセンターで上映会を開催したいと伝えました。

 会場からは、「昔の防空壕を思い出した」(80代女性)、「名前は知っていたが、映画を観て初めて中村医師の具体的な活動を知ることができ、感動した。自分の活動地域(富士吉田市)でも上映したい。子どもたちにも見せたい映画だと強く感じた」(30代男性)、「まさか自分が住んでいる西桂町で、中村医師の映画を上映してくれるとは思っていなかったので、とても嬉しい。またぜひ、上映してほしい」などの感想がありました。

 今後は、いろんな映画の上映会ができればと考えています。

2時間で5万円の売り上げに手応え

 9月23日には、高齢者介護現場「ばいかも」の稲刈りに続いて、グリーンセンターで初めてのマルシェを開催。組合員らは、地域や団体、商店に品物の出品を呼びかけるなどして準備をしてきました。

地域の農家らが協力して出品

 当日は、あいにくの雨でしたが、回覧板やSNS、館内での告知の甲斐があって、多くの人が訪れ、エントランスに並んだ長ネギ、赤唐辛子、さつま芋、ぶどう、手作り味噌、三ツ峠手織りの里の織物など、地元産の野菜や果物、手作り品を購入してくれました。

手前のシャインマスカットは1つ400円!  地元産が並んだ

 また、グリーンセンター食堂の味噌田楽やから揚げ、手作り豆餅、手作り富士頂純サーモンのメンチカツも並び、熱々の味噌田楽が飛ぶように売れました。特に味噌田楽の味噌ダレが好評で、「これだけ売って」の声も。作った組合員は料理や農作業の達人です。

 なんと、2時間ほどで4、5万円ほどの売り上げになりました。

 この手応えと反省を今後に活かし、次回のマルシェではキッチンカーなども参加できるように工夫していきます。

 10月の週末には、秋の味覚が楽しめる食のイベント、芋煮会などを企画しました。

 詳細は、三ツ峠グリーンセンターのホームページをご覧ください。