千葉・館山 フードバンクちば 南房総地域に拠点「フードバンク安房」 地域で集めた食品を地域で使えるように
フードバンクちば(労働者協同組合ワーカーズコープちばが運営)は、「フードバンク安房(あわ)」(館山市)を南房総地域の関係団体と協力してスタートさせました。11月6日には開所式を行い26人が参加。森正一館山市長からメッセージも届きました。(代表 菊地 謙)

地域の団体と話し合い重ね
FB団体連絡会も
2012年にワーカーズコープちばが設立した「フードバンクちば」は、この10年で活動が大きく広がり、活動拠点の地域分散が課題となっています。
この間、県北西部(船橋市)、東部(山武市)では、地域のNPOとの連携も含め活動拠点を広げてきました。昨年(23年)には、県内8団体で「千葉県フードバンク団体連絡会」も設立しています。
さらに、フードバンク活動がない県南部でも、地域で集めた食品を地域で使ってもらう拠点を立ち上げようと、1年半ほど南房総地域の社会福祉協議会、中核地域生活支援センター、生活協同組合、子ども食堂、NPOや有志の皆さんと話し合いを重ねてきました。
そして、運営委員会をつくり、房総半島の先端、館山市波左間地区にある空き家を活用してフードバンク活動をスタート。専従スタッフは置かずに、運営委員会が協同で管理する予定です。

フードドライブで
これまで、各市町の社会福祉協議会を窓口にしたフードバンクちばのフードドライブ(家庭等からの食品寄贈)では、お米を中心に多くの食品が集まっていますが、集まった食品は千葉市のフードバンクちばでいったん回収し、県内全域の支援に活用させていただいている状況でした。拠点があれば、地域での食料支援をより行いやすくなると考えます。
地域コミュニティづくりの動きも少しずつ始まっています。鴨川市や館山市でも新たな子ども食堂が立ち上がりました。どちらの食堂も対象を子どもに限定せず、地域のお年寄りや移住者も隔てなく利用できるよう呼びかけています。フードバンクによる食料提供で、今後の支え合いの地域づくりとその継続を後押ししていきたいと思っています。
ここで子ども食堂を
当日は、運営に協力いただいている団体関係者、地元の波左間区長、商工会議所の方など、地元の方々にも参加いただき、開所の経緯や今後の抱負などを共有しました。
開所式に続く交流会では、館山で揚がった未利用魚(規格外や調理の手間がかかるなどの理由で廃棄されてしまう魚)を使ったアラ汁、アルファ化米おにぎりなど、フードバンクならではのメニューを提供。「この場所で子ども食堂をやりたい」「月1回の作業日のボランティアにガールスカウトに声をかけた」という意欲的な声も聞かれました。
今後、地域の皆さんと共同で運営する食料支援の拠点として発展していければと思います。
さんいん若者サポートネットワーク
ケアリーバー支援のクラウドファンディングに協力を!
センター事業団関西、山陰山陽両事業本部が運営する「さんいん若者サポートネットワーク」は、山陰地域 で、社会的養護のもとで育った当事者(ケアリーバーなど)を中心に、さまざまな困難を抱える若者たちを地域と支えていくネットワークです。
支援を行う地域の団体を支援するクラウドファンディングを11月11日〜12月25日まで実施中。
ぜひご協力をお願いいたします。
※申し込みは右のQRから。
※問い合わせは下記のメールで。
sanin-wakasapo@roukyou.gr.jp