被団協代表委員・田中さんからメッセージ  未来は若い人たちのもの、核廃絶へ頑張って

本紙 本田真智子

 「核兵器を使ってはならないという『核のタブー』化に貢献した」などで、ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)。代表委員の田中熙巳(てるみ)さんが授与式を前にした2024年12月1日、ワーカーズコープ連合会副理事長・平本哲男さん(労協ワーカーズコープ・センター事業団理事長)、一般社団法人日本社会連帯機構副理事長・富田孝好さんらと面談、核廃絶に向けたメッセージを寄せてくれました。(本紙 本田真智子)

ノーベル平和賞を受賞した日本被団協代表委員の田中さん(左)と、ワーカーズコープ連合会副理事長・平本さん。労協新聞を持って

 田中さんは「日本被団協、被爆者の核兵器を廃絶するという今までの運動が、ノーベル委員会に認められてノーベル平和賞をもらうことになった。

 たくさんの被爆者と一緒にノルウェー・オスロでの授賞式に参加する。素晴らしい金メダルをもらえるそうだが、帰ってきたらぜひ皆さんに見ていただきたいと思っている。

 やはり原爆被害のことは、被爆者が期待してるほど皆さんの耳や目に入っていないので、できるだけ早くそれを日本だけではなく国際的に広げていかないと、人類は核兵器で自滅することになるのではないかと思っている。

 未来は若い人たちのもの。 我々が一生懸命やってきたことを、あなたたちがやらなければ、核兵器で人類が破滅する状況は起こる。

 自分の頭で考え、心で感じ、想像力を持って行動することが大切。若い人たちに頑張ってほしい」と話しました。

 田中さんは中学生の時に長崎で被爆。戦後、東京理科大学進学前に東大生協で働いていました。「核保有国の人たちに核兵器を使ってはいけないと突き付けなければいけない」「自分たちの国を守るのは、戦争をしないことだ。本当に憲法を実現している国にしよう」などとも話しています。

 社連機構20周年記念式典(続報)へのビデオメッセージも合わせて寄せています。