大分 センター・九州沖縄 日田市・椋野市長と懇談 移動支援、介護人材育成など
労協ワーカーズコープ・センター事業団九州沖縄事業本部の牛草賢二本部長らは、2月25日に大分県日田市の椋野(むくの)美智子市長と懇談しました。地域課題解決に向けた労協法人の活用法をはじめ、市内での介護事業の課題など、話題は多岐に及びました。(日田地域福祉事業所虹の家所長 中島智恵)
椋野市長との懇談は、虹の家の活動や全国の労働者協同組合の状況を紹介し、市政にこの制度の活用を促進してもらうことを目的に申し入れたものです。
日田市から商工労政課、長寿福祉課、こども未来課の課長、職員等が参加。センター事業団からは田中羊子特別相談役と九州沖縄事業本部梛木賢二事務局長、鎌倉かおる大分エリアマネージャー、中島が同席しました。

「労協による事例があれば」
牛草本部長が沖縄県のかりまた共働組合や島根県の労協うんなん、広島市の協同労働プラットフォームの事例を中心に、労働者協同組合や協同労働団体について説明。
椋野市長からは、他の法人格との違いや事業領域、社会保険適用の有無などについて質問があり、話題は地域課題へ。
運転免許返納後などの移動手段の確保について、「日田市では、住民による移動支援事業が始まったが、労働者協同組合による事例があれば教えてほしい」と求められました。
また、田中相談役が、高知市の在宅ケアを守る会では、高校生を対象にした介護職員養成講座を実施し、若い世代のケアワーカーづくりに取り組んでいる事例を紹介すると、「日田市でも地域の担い手となる若い人材を育成しようと市内6つの高校と連携協定を結んだばかり。同様の取り組みを日田でもやれるのでは」と関心を示しました。
映画上映会への協力 市長も快諾
私からは虹の家の事業内容(訪問、通所介護など)や、制度事業だけでなく、「みんなの食堂」など地域づくりにも取り組んでいることを紹介。椋野市長は介護事業者の置かれている状況にも理解を示してくれました。
また、5月に市内で開く、映画「医師 中村哲の仕事・働くということ」上映会の協力を要請すると、その場で快諾してくれ、自分の手帳にスケジュールを書き込む場面も。
椋野市長は厚生労働省社会・援護局総務課長などを経て、一昨年に市長に就任。厚労省在職時から労働者協同組合についてご存知で、世田谷のセンター事業団の現場を視察したこともあるそうです。労協法が施行され、福祉や地域づくりに活用されていることを喜んでいました。
この機会を無駄にせず、日田での活動を盛り上げていきます。
