労協ワーカーズコープ・センター事業団埼玉事業本部 FMクマガヤで生放送 新番組 「共に働き、共に生きる」スタート
労協ワーカーズコープ・センター事業団埼玉事業本部が提供するFMクマガヤ(87.6MHz)の新番組「共に働き、共に生きる」が4月15日に始まりました。毎月第3火曜日20時からの生放送(54分)で、年内は続けます。ワーカーズの働き方を通じた持続可能な地域づくりをゲストともに考える番組で、初回は、熊谷就労支援事業所(発達障害者の就労支援)の山田那奈所長が出演。(本紙 福本)

初回ゲストはジョブセンター熊谷、山田所長
ナビゲーターを支えながら
FMクマガヤは、市区町村内の特定の地域で、地域密着型の情報を提供するコミュニティ放送の一つ。2019年4月に創設し、受信エリアは熊谷市(9万5259人)と隣接する行田市(7万8617人)です。
労働者協同組合や協同労働を伝えるのが目的で、番組提供料は1回1万5千円。スムーズな進行にと、成田誠本部長がナビゲーターを毎回サポートします。
指示されず、話し合いながら
♫「午後8時になりました。この時間は『共に働き、共に生きる』。ワーカーズコープ埼玉事業本部の提供でお送りします」︱中野豊子ナビゲーターのタイトルコールで番組が始まりました。
初回一人目のゲストは小川勇気事務局長で、労働者協同組合法や協同労働のあらましを説明。「生協や農協と同じ協同組合だが、例えば生協は消費者が組合員になるケースが大半で、生協で働いている人は必ずしも組合員ではない。ワーカーズコープは働く人が組合員。自分たちでお金を出し、自分たちで仕事もつくる。そのための仕組みが労働者協同組合。上から指示されて働くのではなく、みんなで意見を出し合い、責任も持ち合いながら働く。リーダーの役割もみんなで決める」。
みんなで経営、これが協同労働かな
2人目のゲストは、通称「ジョブセンター熊谷」の山田那奈所長です。山田さんは「県の委託で就労を希望する発達障害者からの相談に応じ、就労訓練、就労活動支援、職場定着支援などを提供し、発達障害が“疑われる”人の相談も受けている」と事業を紹介。
この仕事に就いたきっかけをナビゲーターに聞かれると、「学生の頃、福祉を学んでいたので、就労継続支援B型事業を運営する会社に入社。次に視覚障害者のグループホームでパートをし、子育てが一段落したのでハローワークへ。ワーカーズコープに出会った」。
「出資して働くことに違和感は?」「ワーカーズコープと前の職場の違いは?」との問いには、「あまり感じなかったが額は大きいかな?」。「言いたいことを言い合ってものごとを決める点。雇われるというより、みんなで経営している感じ。『これが協同労働かな』って最近思うようになった」。
堅苦しい雰囲気にならないよう、所々にフリートークをはさんだため、スタジオ内は終始、和やかな雰囲気に包まれました。
成田本部長は、「はじめ数回は熊谷の事業所に焦点を当てる。以降も“現場”の組合員に光を当て、協同労働の楽しさを伝えていきたい」と話しています。
FMクマガヤ創設者、宇野元英局長の話 やりたいことをするには「起業」しかないと思っていたが、成田さんと出会ってワーカーズコープを知り、『これいいじゃん!』と思ったのが番組を始めたきっかけ。もっと多くの人に知ってもらいたい。
