埼玉 センター事業団 和光まちづくり実行委員会 “気候変動を自分ごとに”と学習会
労協ワーカーズコープ・センター事業団埼玉事業本部和光エリアの4事業所でつくる和光まちづくり実行委員会は、「気候変動学習会―和光から考える地球のミライ―』を4月26日に市中央公民館で開催。和光市民や近隣市民など28人が参加しました。(和光さつき地域福祉事業所 大木実莉(みのり))
イスラエル人平和活動家の講演機に

和光まちづくり実行委員会はこれまでも、定期的に社会連帯活動を共催してきましたが、「気候変動」に関する取り組みは初めてです。
きっかけは、昨年の全国地域おこし名人・達人サミットin桶川・北本のプレ企画として6月30日に行った平和学習会「子ども達に平和な未来を手渡すために」で講演したイスラエル人平和活動家ダニー・ネフセタイさんが「戦争は最大の環境破壊だ」と話したことでした。
講演の後、「環境問題について学びたい」という声が多数寄せられ、和光会議でも「近年、夏が異常に暑い」と問題意識が合致。気候変動を取り上げた学習会を開くことにしました。

グレタさんの映画とFFF東京の講演で
そこで、気候環境アクションチームに相談すると、「Fridays For Future (FFF)東京」を紹介してくれました。FFFは、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんが始めた「気候のための学校ストライキ」を発端に世界中に広がったムーブメントです。
学習会は、ドキュメンタリー映画「グレタ ひとりぼっちの挑戦」の視聴と、FFF東京による講演の2部構成とし、「気候変動を基礎から学び、自分ごととして考える場にしよう」と宣伝。
映画は、自分たちの声や思いが大人に届いていないと感じたグレタさんの葛藤や、危機が迫ってもなかなか動かない社会に抗議を続ける信念が描かれたもので、“一歩踏み出す”ことと“連帯する”ことの大切さが伝わってきました。
FFF東京の講演は、貧困層や若い世代など、経済的、世代的に温室効果ガスの排出量が相対的に少ない人々が真っ先に被害に遭う不公平な構図を正すことや、社会システムを変えていくことの必要性を説明してもらい、グループディスカッションも。終了後には、希望者とともに交流会も行いました。
「同様の会があればまた参加したい」
手探りでの開催でしたが、参加した人たちの間でかなり活発に質問や感想が飛び交い、「和光には環境問題について議論できるコミュニティがない」という意見も出ました。
また、アンケートには、「意識の高い方がたくさんいて励みになった。今後も同様の会があれば参加したい」と、普段、肉食を控えているという女性の声も。環境問題に関心を持ち、具体的に取り組みたいと考えている人が和光市内に確実にいることが感じられました。
今回の学習会を機に、NPOなどと連携しながら、環境の取り組みを継続していきたいと思います。