映画 医師 中村哲の仕事・働くということ 滋賀 終わってみれば達成感 東近江上映会 参加者の表情に「やってよかった」
労協ワーカーズコープ・センター事業団滋賀事業本部は、6月8日、東近江市・能登川コミュニティーセンターで、映画「医師 中村哲の〜」上映会を開催。101人が参加しました。同事業本部総務経理センターに勤務する松本傑(すぐる)さんの報告です。

ワーカーズコープがないまちで
センター・滋賀事業本部では今、県内各地で映画「医師 中村哲の〜」の連続上映会を開いています。今回は、ワーカーズコープの事業所がまだない東近江市で、労働者協同組合や協同労働に関心を持ってもらえたらと企画したものです。
アフタートークでは、NPO法人菜の花プロジェクトネットワークの元代表で、日本社会連帯機構理事の藤井絢子さんが登壇。
藤井さんは、琵琶湖の水質を守る石けん運動にはじまり、廃食油を再利用した菜の花プロジェクト、さらにチェルノブイリや福島での土壌再生支援など、環境と平和を結び付けた長年の市民活動を紹介。命と暮らしを守ろうと現地に寄り添い続けた中村哲医師の歩みと、自身の取り組みを重ねながら、持続可能な地域づくりの必要性を語りました。
上映会を支える、裏方仕事に驚き
私は普段、滋賀事業本部の総務経理センターに勤務しています。
上映会の運営を引き受けたきっかけは、昨年11月に近江八幡市で開かれた上映会に参加した際、田中紀代子本部長から「県内で本格的に上映運動を行っていくので、関わってほしい」と持ちかけられたこと。
「いいですよ」と即答したものの、いざ準備を始めてみると、自治体への後援申請や、チラシの作成と配布、新聞折込の手配、会場に持ち込む備品の準備などなど……、 「一つの上映会の裏に、これほどの準備が必要なんだ」と驚かされました。
また、最初はなかなか人が集まらず、日を追うごとにあせりが募りましたが、「とにかく周知しよう」と、事業本部の久松一弘さんと東近江市内に10カ所以上ある、まちづくりセンターを回りました。チラシを手渡すと、興味を持って受け取ってくれる方も多く、少し希望が見えたように感じました。
こうして迎えた上映会当日、日曜でホール担当職員のほとんどがお休みの中、自分たちで会場設営や準備を開場前に済ませなければなりませんでした。
受付の配置をどうすれば来場者の誘導がスムーズにいくかなどに苦労しましたが、映画を楽しみにやってきた人たちの期待に満ちた表情を見て、「やってよかった」と強く思いました。
準備の大変さ以上に、やり終えた達成感と手応えを感じています。
