センター・但馬地福の暑さ対策  林業、森のようちえん活動  子どもと作った梅シロップ凍らせて

上村俊雄所長

 林業や森のようちえんを行う労協ワーカーズコープ・センター事業団但馬(たじま)地域福祉事業所(兵庫県豊岡市、若者サポステ、就労支援なども)から、暑さ対策が届きました。所長の上村俊雄さんの報告です。

山仕事ではマダニ対策も    

野生生物が入っている場所は多い

 NextGreen但馬は、林業(労働8時間)以外にも木工品の製造販売もしています。

 木の伐採や下刈り、竹林整備などの山の管理では、現場は気温35度前後で、作業開始30分〜1時間で全身汗だくになります。

加陽水辺公園での竹林整備

 疲れるのが早くて、とにかく作業が進みません。

 塩飴、ファン付きジャケット、適宜休憩を取る暑さ対策をしています。場合によっては早めに作業を切り上げることも。

 現場の仲間からは、「ファン付きジャケットは効果的」の声があります。

ヤマビルやハチも

 最近ニュースなどで話題になっている、マダニの対策もしています。入山時や休憩時、下山時に互いに確認してしっかり掃(はら)う(ある程度目視できる)、下山時は着替えるなどです。

 鹿などの野生動物が入っている場所は、マダニが多いと感じます。柵で囲うなど、獣害対策がされているエリア(木の苗を植えている育林地など)は、ヤマビルも含めて比較的少ない印象です。

 下草刈りなどでは、ハチもいるので注意しながら作業しています。

山に入っての作業では、マダニやヤマビルなどの対策も必要

つむぐりでは山の後にプールも
子どもとの活動では、目配りも必要

山に入ればまし

 「森のようちえんつむぐり」では、市立加陽(かや)水辺公園などで月2回つむぐっこ(預かり)、月1回おやこ組(保護者と一緒の活動)、自然体験イベント(随時)に取り組んでいます。

 現場では、長袖長ズボンのため、重いリュックを背負う時点で子どもも大人も汗だく。

大きなリュックを背負って、子どもたちが山に入っていく

 湿地側(平地)は暑くて活動は厳しいのですが、山に入れば、下より暑さはましに。山でも涼しい場所と暑くて活動できないところがあります。

 活動場所は山で、水道設備がないため、水を使ったクールダウンなどができず困ることも。川などあれば違うかも……。

 水筒とは別に予備の水を持たせています。また、子どもと一緒に作った梅シロップを凍らせて食べるなど、楽しみながらの対策も。

 山での活動後にプール遊びなどして、クールダウンする時もあります。

植村直己冒険館で。暑さ対策を兼ねて水浴び

 幸いなことに、熱中症や体調不良になる子はおらず、この暑さで、7月は預かりを1回にしましたが、それ以外の山に入っての活動はできています。

保護者が温かい言葉

 つむぐりに入会してくれている保護者からは、「暑い中、いつもありがとう」と温かい言葉を頂戴しています。

 子どもとの活動なので、気温の変化や、熱中症など、体調管理に目を配る必要があるため、ここ最近の気象変化はとても難しいものがあります。