「中村哲の仕事…」鳥取で初上映 鳥取市など後援 医療生協、生協が機関紙に 高校生以下も25人
労協ワーカーズコープ・センター事業団さんいんみらい事業所は社会連帯機構と、鳥取初の「医師 中村哲の仕事・働くということ」上映会を9月7日、とりぎん文化会館で開きました。鳥取市、市教育委員会、八頭町が後援。午前、午後の2回上映で、高校生以下25人を含め182人が参加しました。(さんいんみらい事業所所長 福安潤一)
【さんいんみらい事業所の事業】被保護者就労準備支援、子どもの居場所ネットワーク、子どもの居場所づくり、放課後児童健全育成、放課後等デイ、居住支援、孤独孤立に関する相談窓口運営、生活困窮者食料等支援体制強化、被保護者及び生活困窮者就労準備支援、地域循環共生圏づくりなど。鳥取県、鳥取市、八頭町などからも。
上映会に向けて、チラシを関係団体に配り、新聞折込チラシや宣伝欄の掲載などで参加を呼び掛けました。
中でも、鳥取医療生協の医療生協新聞、鳥取県生活協同組合の機関紙「とりコープ」に掲載していただき、これを見て参加した方がかなりいました。
上映後はトーク。センター事業団藤田徹理事長が映画の作成に至った経緯や協同労働について話し、鳥取市就労準備支援事業(市委託)の福田美紀(ふくたみのり)支援員が「大切なのは支援対象者との信頼関係。簡単には結果は得られないが、映画の中の言葉『一隅を照らす』ことになればと取り組んでいる。『人間の仕事』という言葉もあった。ワーカーズでは『よい仕事』を合言葉に『仕事を通じて人や社会に貢献し、そのことをもって自分も成長することに働く意義がある』と常々学んでいる」と語りました。
福安潤一所長は、今年度から取り組んでいる地域循環共生圏づくり事業について、「鳥取の豊かな資源を活用し、株式会社市民エネルギーとっとりと協同して事業を進め、鳥取商業高校商業経済研究部にも協力いただき、大豆を使った新たな商品開発も」と紹介。
鳥取県生活協同組合連合会松軒浩史(まつおきひろふみ)会長は「労協法は地域課題の解決や地域づくりに有効な手段。鳥取では協同労働推進ネットワークの動きが活発だ」と発言しました。
事業所の取り組みを伝えることができ、協同労働の理解を深めてもらえ、多くの方から意見・感想も寄せられました。
意見・感想
中1 人のために働く生き方したい
労働の視点よい、学校上映したい
中学1年 中村哲さんは人のために働き、人のために行動した、とても素晴らしい人だと思いました。お金がもらえるからとか、注目されるから働くのではなく、人のしたくないことを率先して働く姿に感動しました。私も、人のために働く生き方をしていきたい。感謝される生き方をする人が増えたらいいなと思いました。
高校生 私は医師を目指していて、中村哲さんを一つの目標としています。私も人の助けになる、日本では当たり前のこと(水道水が飲め、電気が通っている)を世界に届けられるようになりたいです。
一般 道徳教材として「中村哲さんの生き方に学ぶ」を扱っています。映画は労働という視点が分かりやすくまとめてあり大変良かったです。ぜひ学校で上映したいと思います。
一般 自分が働いて貢献するのみならず、暮らす人がそこに必要なものを生み出していく、働き方を創り出すことで豊かに生き、暮らしが続いていくという視点をいただきました。現在の職のゴールが見え、次の目標を意識している時期でもあり、貴重な時間を与えていただきました。
一般 中村哲医師のご不幸から6年、偉業の風化を恐れています。世界情勢が極度に危険になっている今、改めて中村医師の行動・理念をみつめ、広めていかなければと意を強くしました。日本人全員、特に若者には見てもらいたい映画です。
一般 とても分かりやすく、まとまっていて、同じ日本人として誇らしく思いました。宗教や思想やイデオロギーなどを超えた中村哲さんの行動に元気をもらいました。
一般 日本は何百年前に水路を引いて街の繁栄につなげました。現在、土木業は地位が低く、担い手が少なく人手不足です。もう少し建設業の地位を上げていけたらと思います。
