センター埼玉提供 ちちぶエフエムで“新番組”スタート 協同労働でふるさとのまちづくりしませんか 〜新しい働くを知る〜(毎月第4木曜、19時から55分)

本紙 福本

 労協ワーカーズコープ・センター事業団埼玉事業本部が提供する「ちちぶエフエム」(79・0MHz。県北西部の秩父市、横瀬町、小鹿野町、皆野町、長瀞町の一部が可聴エリア)の新番組「協同労働でふるさとのまちづくりしませんか~新しい働くを知る~」(生放送)が10月23日に始まりました。(本紙 福本)

「仕事おこし」見据え

 埼玉県では、4月に始まったFMクマガヤ(本紙5月5・15日号既報)に次ぐラジオ番組で、拠点(事業所)のない秩父エリアで、仕事おこしにつなげようとの思いを込めたスタートです。

放送直前、局のエンブレム前で。左から村上さん、成田さん、ゑ川さん、ちちぶエフエム(株)取締役・局長の山中優子さん、右手前が富澤さん

 初回は、成田誠本部長、富澤一樹事務局次長、番組化の話を具体的に進めた村上博典坂戸地域福祉事業所いきいき(地域密着型通所介護)所長の3人が、労働者協同組合の大枠を説明しました。

 パーソナリティーのゑ(え)川史子さんが、「ワーカーズコープって何? 企業とどう違う?︱そんなリスナーの声に答えてください」「コープといえば生協。関係は?」などと問い、成田さんが、「働く人たちがみんなで資金を出し合って経営を担い、みんなで話し合って、みんなで協力し合って働く組織のこと。口で言っても伝わりにくいが、実際に働いてみると違いがわかる。常勤や非常勤など働き方は違っても、みんなが意見や権限を等しく持って働く組織のこと」「お金を出し(出資)て、組合員になる点では同じだが、労働者協同組合は事業を行う『事業体』。働く人たちは、それぞれに“役割”はあっても、企業の社長のように絶対的権力は誰も持っていない。だから物事が決まるのに時間がかかる点が欠点かも」などと答えました。

聴取者の関心引くよう

 一方で、8月に統合本部から異動したばかりだと自己紹介した富澤さんは、それまで担ってきた労協法業務室室長としての経験をもとに、NPOとの違いや非営利の意味などをキチっと説明。労働者協同組合という新たな法人格を使って立ち上がった団体については、初めての人が興味を持ちそうな組織を選んで紹介しました。

 ゑ川さんの「まちのために何かやろうと思った時に選択肢が増えたということ?」との質問には、「これが一番という法人格はないが、3人で、かつ要件を満たせば届出だけで設立できる点が労協の優れた部分。設立のハードルが極めて低く、副業的に始める人も増えている」と、リスナーの関心を引くように答えました。

 途中、富澤さん選曲の楽曲を挟みながら、あっという間に番組は終了。

 「ちゃんと伝わったかな?」と反省混じりでいたところ、「面白かった。今後が楽しみ!」という聴取者からのメッセージが着信。「おー」っと一同沸き立ち、次回に向けてやる気を高めました。